契約について ページ4
【契約した悪魔】
【シエラ】茉白様宅
第一印象は「とってもかわいい女の子」。目の前に現れた時はジェラった。
よくよく見たら人じゃない。
一緒に旅をしていく中でときどきからかわれたり、面白いと言われたり。最初は戸惑うけれど、だんだんとそれが当たり前で、昔から友達だったかのような感覚に陥っていく。
また、カナデの好奇心だけの行動を諌めてくれる悪魔であり、大切なバディである。
呼び方:シエラちゃん→シエラ
「えっと……悪魔……? あの、ごめんね、私、悪魔ってもっと怖いものだと思ってたからびっくりしちゃった……」
「! あ、ご、ごめん! つい……そうだよね、天使は危険だってわかってる。わかってるんだけど……」
「うわぁあ!? シエラちゃん!!? どうしてそんなところにいるの!!? お、降りたほうがいいと思うなあ!!?」
[契約して得た能力]
触れた物を武器へと変化させる。
扱えるかどうかは出来た物次第。他の人に使わせることもできる。
ただし使えるのは10分間だけ。使用できる時間を超えると元に戻ってしまう。
連続で物を生み出すことはできるが、生み出したい物が材料からかけ離れていればいるほど生成に時間がかかる。
また、構造を理解せずに想像だけで作ったものは曖昧な形で生み出されてしまう。
例:壁掛け時計→猟銃 であれば1分もかからずに生成可能。
ほかほかの炊きたてご飯→猟銃 だと30分はかかる。
[契約をした代償]
相手の「大切なもの」を奪う。
また、能力の強さに比例してその代償は倍増する。
この「大切なもの」は、自己を象徴するものだったり、それこそ物だったりと様々なものを示す。
カナデにとっての大切なもの、事は「周りに合わせて自分を取り繕う事」。
それはギャル時代に築いた人間関係であったり、取り繕って作り上げた自分そのものである。
本人は「終末で変わろうと思った」と言っているが、半分あっているようで半分合っていない。実際のところ、代償によってあの頃の自分を失い続けている。
能力を使うたびあの頃の考え方から何もかもがまるごとなくなっていくため、自覚がない。
また、素の自分になりつつあるために人との衝突も増えていく。
「……あれ? 私、どうやってメイクしてたんだっけ」
「お、おかしいなあ。もうちょっと柔らかい言い方したつもりだったんだけど…」
「あなた、誰? ……ごめんなさい、覚えてなくて……」
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