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小さな木製の、白いドアを開ける。







中に入ると、不思議な物が沢山置いてある。







壁に沢山かけられた時計。







何処かの国の物なのか、キラキラと輝く小物。







棚に並べられた古い書物の様なものも、沢山。







「あ、いらっしゃい。お客さんかな？」







向こう側から、ドアが開く音。







そのドアの隙間から、柔らかな光と共に一人の少年が顔を出した。







「初めてまして。僕はリアム。リアム・カーター」







こっちに歩み寄り、薄茶の髪をした少年は自分の名をなのる。







「君がここに来たって事は、君の"今"の守護霊を知りたいのかな？」







そう。ここは、霊能者が開くという店。







ここでは守護霊を教えてくれるらしい。







占いのようなもの。







「いいよ、教えてあげる」







「さぁ、出ておいで









君の守護霊さん」









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作者・転生桜by

少し編集しました。