'' GENERATIONS princess ''

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20分もしないうちに

敬「 できたよ〜 」

敬浩さんがおかゆを持って部屋に入ってきた．

んーいい匂い．

私は敬浩さんの料理が大好き．めちゃくちゃ美味しいんです．

早く食べたくて、湯気がたっているおかゆを口いっぱいに入れた．

貴「 あっちっ 」

敬「 もー、熱いよって言ったじゃん笑 ん、かしてみ 」

私の手からスプーンを取って、ふーふー冷ましてくれる敬浩さん．

敬「 はいあーん 」

うんまっ．

敬「 おいし？ 」

貴「 うん 」

敬「 よかった 」

大きいえくぼを作って、はにかむ．

この笑顔すきだなあ．

貴「 ん 」

敬「 ふふ、はいあーん 」

あっという間に完食．

貴「 ごちそうさまでした 」

敬「 よし、薬飲んで寝よっか 」

貴「 うん 」

敬「 薬も飲ませてあげ
貴「 自分で飲めます 」

薬を飲んで、布団にもぐる．

敬「 俺リビングでいるから、なんかあったらおいで 」

貴「 嫌 」

出て行こうとする敬浩さんの手を掴んだ．

自分でも何でこんなことしてるのか分からない．

でも勝手に口が動いて、

貴「 どこにも行かないで 」

敬「 ん？どした？ 」

貴「 ここにいて 」

敬「そんなかわいいこと言ってたら、まじ襲うよ」









敬「 なーんてね．ずっとそばにいてやっから、早く寝なさい笑 」

優しく微笑んで、

私の髪に指を通しながら、手を握ってベッドの際に座る敬浩さん．








きっと、熱のせいだ．

私はゆっくり目を閉じた．

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