私の親戚は最低だけど強い３【伏黒甚爾】【呪術廻戦×鬼滅の刃】

馬鹿、、、 ページ6

『はい？』

悟「は？」

傑「は？」

甚「、、、」

夜「何度も言わせるな。童磨が村の人間を皆殺しにし行方をくらませた」

『聞こえてますよ。だからはい？って言ったんです』

悟「ありえないでしょ」

傑「そんなバカなこと、、、」

甚「断言ってことは確実か、、、」

拳をギュッと握り、焦りの表情を隠せないのは悟と傑もだった。

悟「んなわけねぇだろ‼︎」

傑「そうですよ！そんなことあるわけがない‼︎」

『嘘だ、、、誰か嘘だと言ってよ。ねぇ夜蛾学長！』

夜「悟、傑、ゆり。俺も・・・何が何だかわからんのだ」

傑＆悟『「「＿＿＿っ‼︎」」』


ー新宿ー
硝「あ、ゆり？万世いたよ。そ、新宿。ヤダよ、殺させたくないもん」

＿＿
＿＿＿＿＿＿

『説明してよ。童磨』

童「硝子ちゃんから聞いた通りだよ。それ以上でも以下でもないよ。猿はいらない。術師だけの楽園を呪霊がいない世を作るんだ」

『だから術師以外は殺すの⁉︎馬鹿げてる！もう意味のない利益のない殺しはしないんじゃなかったの？』

童「意味も利益もあるよ。大義ですらある」

『ないよ！非術師を殺して術師だけの世界を作る⁉︎無理に決まってる。そんなことをセコセコしても意味ない！できるわけがない！』

童「傲慢だなぁ」

『は？』

童「君や悟くん、傑くんならできるだろう。
三人で力を合わせたら世界だってなくなるんじゃない？
自分にできることを近くにいる人ができることを他人には[できない、無理だ]と言い聞かせるの？
君は桜木ゆりだから鬼殺隊最強・月柱だったの？
鬼殺隊最強・月柱だから桜木ゆりだったの？」

『何が言いたいわけ？』

童「簡単な例え話だよ。もし俺が君になれるならこの理想も地に足がつくんじゃないかな？
生き方は決まった。あとはできることを精一杯やるだけさ」

立ち去ろうとした童磨へ構える。

童「殺したかったら殺して。それには意味がある」

そう言われ私の手は動かなかった。

童磨は人混みに紛れ去っていく。

追えなかった。

いや、追わなかっただけかもしれない。

童磨が完全にいなくなってしまい私はボソリと呟いた。

『改心したんじゃなかったのかよあの馬鹿、、、』

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