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プロローグ β ページ2
手の甲が光った。
激しい光が路地裏で輝く。
それと同時、殴られそうになった。
でも、殴られなかった。
「.... 全く、マスターは敵が多いんだね。」
私の目の前には、私と背が変わらない少女と、腕が真っ二つの男がいた。
『あ、貴女は....』
「あ、まだいってなかったね。」
少女は私に振り向いた。初めて見た顔は、美しい以外の言葉が出てこなかった。
「サーヴァント、ランサー。名はメリュジーヌ。今は妖精騎士ランスロットって名乗ってるけどね。あぁ、マスターを殴った男は二度と殴れないようにしといたよ。」
メリュジーヌは微笑む。
私を殴ってた人は、怖気ついて逃げていった。
メリュ「.... ねぇ、さっきからジロジロ見て、どうしたの？」
メリュジーヌが声をかける。すると、６人のちょっと年上のお兄さん達がやってきた。
「わり、助けようとはしてたんだが....」
「いきなり君が現れて.... タイミングが....」
「..... 敵ではなさそうだね。」
メリュジーヌは戦闘が終えたと判断し、甲冑からドレス姿になった。
「え！？一瞬で着替えただと！？」
「何こいつ！？」
＿＿＿これが、私とメリュジーヌと、東京卍會の出会いだった。
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作者名：mo々ri | 作成日時：2021年9月24日 21時
