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雅がふと外を見ると、空はいつのまにか黄昏時になっていた。そろそろ頃合いかな、と雅は合歓に声を掛ける。
「合歓ちゃん、そろそろお暇しようか」
「…え、もうこんな時間ですか!?」
びっくりした、と続ける合歓。
「長話してしまってすみません。でもすごく楽しかったです!」
私もだよ、と雅は云う。すると、彼女は紙切れを合歓に手渡した。
「これ、私の連絡先。今日すごく楽しかったからさ、またこうやってお話しようね!良かったら、碧棺さんも追加してくださいね」
にこりと左馬刻に笑いかける。

「俺様の気が向いたらなァ?」

彼も負けじとにやりと笑った。









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「お支払いして頂いて、ありがとうございました」
「気にすんな、元々合歓を助けてくれたお礼で来たんだからよォ」
それもそうでしたね、と雅は続ける。
「本当に助かりました!あのときの雅さんすごくかっこよかったです!」
「え〜?照れちゃうなあ」
にこにこと笑う雅は、合歓に褒められて嬉しそうである。そして、この辺でいいですよ、と続けて彼女は云う。
「送ってくださってありがとうございました」
「こんなのどうってことないですよ〜!今度はぜひイケブクロにいらしてください!オススメのカフェがあるんですよ!」
「へえ、それは楽しみだね!期待してるよ」
もちろんです、と彼女は笑顔で云った。






「合歓」
左馬刻が彼女に声をかける。
「ん?なあに、お兄ちゃん」
「悪ィがスマホ忘れちまってなァ、合歓が車呼んでくれねえか?」
いいよ、と合歓は自分のスマホ片手にその場から少し遠ざかった。





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「…スマホ持ってましたよね?」
雅は左馬刻を一瞥する。
「なんのことだか」
「そんなに私と話がしたかったんですか?」
あァ、と彼は続ける。
「興味が湧いちまってなァ?お前が何者か知りたくなった」
別に何者でもありませんよ、と彼女は続ける。
「強いて言うとすれば、あなたのような所謂裏の人間とも関わりは持っておりますけど」
へえ、と彼は感心する。
「俺様が何者かわかんのか」
「わかりますよ、貴方の外見からなんとなく判断はつきますし」
それに、と彼女は続けた。



「最近話題のTDDのこと知らない人間は、この辺ではいませんよ」



左馬刻はにやりと笑う。

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ウルクの民はここにいます…(プロフ) - 面白い、非常に面白い、けど……どついたれ本舗を出して欲しいという俺の身勝手な欲がすご((((殴…はい、すみません。めっちゃ面白いです。なんか、こう、ありえないものとありえないもののクロスオーバー以上に面白いものってないですよね!更新頑張ってください! (2019年10月24日 2時) (レス) id: e3c16a62a9 (このIDを非表示/違反報告)
GEJI(プロフ) - 陰陽者★さん» 面白いと言って頂いて、応援もして頂いて、とても嬉しいです。コメントありがとうございます! (2019年10月16日 0時) (レス) id: 0228df9648 (このIDを非表示/違反報告)
GEJI(プロフ) - (・〆・)さん» 面白いと言って頂けて光栄です。コメントありがとうございます! (2019年10月16日 0時) (レス) id: 0228df9648 (このIDを非表示/違反報告)
陰陽者★(プロフ) - 読ませていただきました!!とっても面白いです!!更新頑張ってください!応援してます! (2019年10月15日 23時) (レス) id: d13a51a86c (このIDを非表示/違反報告)
(・〆・) - とても、面白いです。頑張って下さい。 (2019年10月15日 23時) (レス) id: 28d7760291 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:GJ | 作成日時:2019年10月14日 17時

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