壱 ページ2
中原中也side
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俺は今日首領に呼び出された
それは太宰も同じようで朝から気分が悪かった
しかし、首領室の扉の前迄来てしまっては後戻りがもうできない
俺は仕方なく太宰よりも先にドアを開けた
『失礼します』と言いながら入った
すると首領が気付いたようでこっちを見た
「ありがとう。太宰君中也君。今日は1つ君達に頼み事があるんだよ 」
「それはね
君達には 雄英高校 に学生として潜入して欲しい」
「『はぁ?』」
あまりにも突拍子なことだったので思わず零れてしまった
首領に『すみません。』と言いつつ内心凄く焦っていた
「君達今16歳だろう? 丁度良いから1年生として入学してくれ」
「嗚呼。矢っ張り。これだから厭になっちゃう」
首領が言った後直ぐに太宰が返す
太宰とはまァ同意見だが、一体どういうことなんだ?
俺の心の中を見透かしたように首領が
「なんでも、最近雄英高校にヴィランがよく居るらしい。政府がそう言ってきたのさ」
敵…か。 大方殺せということか
わざわざ他組織ではなくマフィアに言うって言うのはそういう事か
「勿論君たちは入試を受けなくていい。普通に学校生活を送ってくれ。制服は次期届く。それまで待っていてくれ 」
最後に「話は以上だ」と言い呼び出しは終わった
太宰と一緒となると厭だが学校とはどんなものなのか__気になる
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「2人とも学校を楽しんでくれるといいね。ただでさえまともに学校に通ったことの無い子達だ。良い羽休めとして活用してもらいたいねぇ」
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