【ツイステ×鬼灯の冷徹】冤罪？ハ、笑えない冗談ですね。

現在の状況 ページ17

ユウside

とりあえず、現在の状況は……。

今の私の状態を見て、思わずほんのりと眉を顰める。
そうだった、私達あの倉庫でアイちゃん派の人達に暴行を受けてたんだった……。
もうほとんど血は止まってたけど、流石に痣になっている箇所がチラホラ見受けられた。

いつも通り、アイちゃんに呼び出されて罵詈雑言の嵐。

けど、いつも暴行はアイちゃん抜きで受けてるから今回あの子が引き連れてたのはちょっと意外だったな……。

確かにあそこの倉庫は人通りも少ないし……。
あぁ、でもあの場にグリムがいなくて良かったな……グリムとはあの時別行動になってたけど…トレイン先生に呼び出されてたから、私がサムさんのところにツナ缶を買いに行ってたんだ……。

グリム、大丈夫かなぁ……我儘言ってないと良いけど……。

多分、マレウスさん達や先生達にも心配掛けちゃうな……。

ユ｢…彼岸さん、身体大丈夫ですか？｣

『グルゥ』

唸り声に近いけど、特段低くも無いから別に怒っている訳でもなさそうだ。

…………にしても。

ユ｢………………｣

『グル？』

彼岸さん、もっっっっふもふ何だけどどういう事？ねぇ？(謎ギレ)

やだ全力で撫で回したい。
全身くまなくもふった後汗だくのまま寄り添って寝たい……(願望)
ぶっちゃけこの話題については恐ろしい程に彼岸さんとウマが合った。

約一時間程語り明かした後、意見が一致しクルーウェル先生を襲いに行ったら二人揃って｢badGirl！！｣とメタくそに怒られた。
正確にはクルーウェル先生のあのもっふもふなコートを触りたかったのだが、うっかり彼岸さんが口を滑らせてしまいかなり怒られてしまった。

それでも諦め切れなかった為、二人揃ってグリムに夜這い(健全)を仕掛けた。

最初は抵抗していたが、大人しくモフられてくれた。
因みにグリムの事は以前に懐柔済みらしい。
もふもふしてたらいつの間にか膝の上で丸くなって寝ていたとの事。

つおい。

私の意図を察したのか、若干訝しげな雰囲気を漂わせつつも少し姿勢を低くしてくれた。

ユ｢えっ、い、良いんですか？｣

『グル』

ユ｢あ、ありがとうございます……では失礼しtうわもっふもふ((｣

完全な天然素材である。


ユ｢(´ω`)…((ﾓﾌｧ｣

『……(･н･ )』←完全に困惑した顔

怪しい人達→←静かな雫

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