安室透の婚約者【名探偵コナン】【公安】 (ページ7)

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風見とのお話ろページ7

風見「初めまして、雲海小夜さん。」
軽く会釈された。

にしても、高身長。
私は165㎝前後どけど、風見はもっと高い。
この高身長で強面だから、ほとんどの人に怖がられるのではないかと心配してしまう。

小夜「えっと、私はこれを渡すようにしか言われていないんですが、何か私に関しての指示は受けてますか？」
紙に包み直したmicroSDを手渡した。
風見はそれを受けとると、空のケースにしまい、USBメモリを渡された。
風見「それを降谷さんに渡して下さい。それと、雲海さんの東都郊外にある自宅までの送り迎えを指示されました。」

はて、一度帰って何をしろというのか。
心当たりがない。
風見「車が次の駅に停めてあるので、次で降ります。」
とりあえず、風見についていく事にした。

車は、黒塗りの公安の物だった。
まぁ、そうだよね。仕事に自家用車使う人なんてそんな滅多に…
そんな滅多に…うん、滅多にはいない。心当たりが数名いるだけ。

風見が運転席に乗り込む。
う、運転…してもらってもいいのかなぁ？
私だって一応、迷いはあるのさ。
お飾りとか祭り上げとか、そんな感じで昇進してしまったのだけど、経験も歳もずっと足りないし。
私の性格上、誰かの下で動き回ってた方が自分でもあってると思うんだ。
だから、都市伝説の降谷と、仕事の出来る風見と一緒に仕事ができるのはとても嬉しい。
肩書き上私は一応上司だし、命を伴うものでもあるのでうかうかしていられない。
しっかりしなきゃ！自分を引き締める。

意を決して助手席に座り、ドリンクホルダーの中にそれを見つける。
A「あ！チョコ！糖尿病になるから控えとけって言ったじゃん！いつ買ったの？もう少ないけど！」
回収したチョコを自分の鞄の中にし舞い込む。
風見「あ。チョコが…」
A「何情けない声出してるの！チョコが…じゃないでしょ！前から言ってるけどチョコはご飯になりません！
ほら、ゆうにいの為におにぎり買ってきてあげたんだからおにぎり食べなさい、おにぎり！
まだこっちの方が体に良いわ！」

その時、おにぎりの一つを差し出しながらヤバイと思った。
咄嗟の行動に出てしまった。
今はどちらもお仕事中でございました。

A「え、あ。ごめっいや、今は誰も居ないし良いのか…？」
しどろもどろになりながら、小さい頃からの顔馴染み、風見裕也の顔を見る。
風見「まぁ、今は友達で良いだろう。」

そう言うと車を発進させた。