ずっとずっと大好きです。【中原中也】

よんじゅう〜あと9日〜 ページ7

部屋に篭っていると



コンコン



「A、俺だ。」



『中也？あ、今開ける！』




ドアを開けると中也が立っていた。


「その、樋口から聞いたんだけど、海……行きたいんだろ？」


『！！』









そういえば朝、


＿＿＿＿「先輩って何処か行きたい場所とかあるんですか？」


＿＿＿＿『えー？強いて言うなら海だな。景色が綺麗な所とか結構好きなんだよね。』





あの時か。






「これから暇なら、一緒に行かねェか？」


『中也は行きたい所ないの？』









「手前と行くんなら別に何処でもいい。」





そう真顔で言ったあと、我に返った中也はボッと顔を赤くした。




「〜〜〜っ！！兎に角行くぞ！！」



『わ、分かったから手離して。』









中也と出掛けるってだけでも嬉しいのに





ちょっとした行動で気持ちが高ぶるんだから。



君の行動は私の心臓に悪い。









でもね。




君といると死への恐怖が薄れるんだ。





君は私の









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太陽だから。

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