【進撃の巨人】ギャグ短編集【演劇&訓練兵時代&リヴァイ班などなど】

ギャグ劇場１【桃太郎】 ページ1

むかしむかしあるところに

ジャンおじいさんと
サシャお婆さんが古びた家で
暮らしていました。


おじいさんは山に芝刈りに
お婆さんは川で洗濯をしていました。


すると川からどんぶらこ
どんぶらこと桃が流れてきました。


サ「うわあ、美味しそうな桃ですね。
ここで食べちゃいましょ。
でももったいないからおじいさんと一緒に……」


サシャお婆さんは食べずに
家へ持って帰りました。


そして自分で作った石の包丁で
桃を真っ二つにしました。


ジ「それでよく切れるものなのか？」


サ「はい、切れますよ」


しかしやっぱり切れませんでした。


ジ「ふざけんなよ、早く食べれねえだろ。
芋女！」


ジャンおじいさんは
サシャお婆さんにキレました。


サ「な、なんてね、冗談ですよ」


お婆さんは
普通の包丁で
桃を縦に切ると中から男の子が現れました。


その男の子はおじいさんによって
タオルで包まれましたが
その残りの桃はお婆さんによって
取られました。


サ「この桃、美味しいですね。
最高です」


ジャ「そっちかよ……子供の方じゃないんだな……」

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