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さんじゅうはち ページ38

華「A、もう終わっていいよー」
『はーい!』

楽しかった昨日から時間は経ち、もう今日の仕事が終わってしまう。
でも時計を見るともう6時かぁ、と思った。
今日は店長は休みで華ちゃんと厨房の人とだけだった。いつも通りお昼くらいはOLさんとかで少し忙しかったけどそれ以外はゆったりしてた。
着替えて華ちゃんの所に行く。

『華ちゃん、お先に失礼しまーす!おつかれさまでした!』
華「はい、お疲れ!!」

厨房の人には着替えた時に挨拶したからもう帰ろう。そう思ってお店のドアを出た。

「Aちゃんっ…」
『え…あ、莉音くん!ど、どうしたの?』

後ろから声をかけられたと思えば良く聞く声で。莉音くんだ。息を切らせながら汗をかいて、凄く急いで来たみたい。私に用事かな?

莉音「えっと…ずっと伝えたかった事がっあって…!」
『えっと、その前に息を落ち着かせよ!あ、そこに公園あるからそこ行こ!』
莉音「…うん」

莉音くんは方で息をしながら頷いた。
公園の前の自販機で買ったココアを2人で手にして公園に向かった。少し暗くなった空で時間も子供が遊んでいい時間では無いため公園には私達2人だけだった。
ベンチに座ってココアを飲む。甘さが今日の疲れを癒してくれる。

莉音「でね…聞いてくれる……?」
『うん!どうしたの?』

だいぶ落ち着いた莉音くんは膝元に置いてあるココアを見つめているようで視線がなかなか合わない。

莉音「ずっと…僕……Aちゃんのこと………」
『ん?ごめん、なんて言った…?』

莉音くんの声はだんだん小さくなっていく。聞き取れなかった。ごめんねぇぇ……

莉音「ぼ、僕!Aちゃんのこと!す、す、すき!でしゅっ…あ、好きです!」
『え…』

ーー時間が止まった気がした。
私、告白された……?
莉音くんは噛んだことが恥ずかしいのか告白したことのせいか顔を真っ赤にさせてる。

莉音「へ、返事はまたこんどでいいから…!今日は!ばいばい!!?」
『あ、うん…ばいばい』

私も頭の整理が追いつかないから整理する時間が欲しかった。
だから少し早歩きで家に向かった。

家に付いて着替えもしないままソファーにダイブ。少し薄めの上着も着たまま。

……莉音くんは私のことが、好き……なのかな…?

そんなこと全然言われてないっ、ていうかそういう素振りもなかった。なのになんでイキナリ…

『わ、分かんない…』

私は莉音くんのことをどう思ってるのか、分からなかった。

さんじゅうきゅう→←さんじゅうなな



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ハルヒ(プロフ) - しろいきつねさん» そうです(即答)なぜ分かったんですか!!!!!← (2019年9月27日 20時) (レス) id: 76d4a3c3b6 (このIDを非表示/違反報告)
しろいきつね(プロフ) - ハルヒさんってころりーぬ推しですか?(唐突) (2019年9月21日 9時) (レス) id: 1e39d637ec (このIDを非表示/違反報告)
ハルヒ(プロフ) - ぺろんさん» 私はコメントしてくれるあなたがスシです←は? (2019年8月20日 15時) (レス) id: 8622b2c246 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろん - あっ…お話スシです(好き) (2019年8月19日 8時) (レス) id: 7858855922 (このIDを非表示/違反報告)
ハルヒ(プロフ) - りおんさん» ころんくんみたいな人がいればっ…私も恋に落ちt(((辞めろ (2019年7月24日 21時) (レス) id: 8622b2c246 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハルヒ | 作成日時:2019年3月26日 21時

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