67段 ページ23
A「……あれ、なに?」
喜「逆茂木」
それは分かるんだけど……
……いや、綺麗な花火だ…
やることも無くなった私と喜八郎は立ったままただくっちゃべっていた
そしたらなんということでしょう…お空に大きな花火が打ち上げられました…
あとから聞いたんだけど、あれ、1年は組の子達がやったらしい
そして、今の今まで忘れていた滝夜叉丸達も十五の村の制札を手に入れることができたらしい。くのたまも秘密を全部の村に話して大活躍したみたい
さすが、くのたま……
・
・
A「滝夜叉丸〜!!!」
滝「Aか!そっちも上手くやったようだな」
A「タカ丸さんもお疲れ様です!」
村の後片付けもして、忍術学園にみんなで歩いて帰っている途中で滝夜叉丸達と合流した
見つけるやいなや私はイノシシの如く滝夜叉丸に向かって走って行った
後ろから三木ヱ門が私にガミガミと言っているようだったけど、気にしないことにする
三「A!お前はもっと自分が女だという自覚を持てといつも言っているだろう!!」
A「ムフフ〜、可愛い女の子でしょ?」
喜「なんか今一瞬寒気がした…」
A「ちょっと喜八郎!」
タ「まぁまぁ、落ち着いて〜!」
やっと4年生が揃った
ここのところ各自バラバラだったから揃うとこはなかった
やっぱり1番一緒にいて安心するのはここだなぁと再確認した
そして私たちは山田先生達と合流した小屋に集まり1晩過ごした。暗くなる前に利吉さんもお帰りになられた
次の日の朝から大きな大砲を乗せた荷車を運ぶために勘右衛門先輩や八先輩、三郎先輩も手伝って何とか運んでいた
・
─────そして、ついに…
A「忍術学園についたー!!!」
スパーン
A「いった…!もう叩かないでよ!三木ヱ門!」
三「あ、すまんつい……って何故私が謝っているんだ!!」
A「変な三木ヱ門ー」
三「誰のせいだと…?」
まる2日かけてようやく辿り着いた忍術学園。日にちはそんなに経っていないけどもう何年もここにいなかったかのような懐かしさがある
……歳かな
喜「あー、疲れたー。僕もう休む」
滝「こら喜八郎!私たちはまだやる事が…!」
A「別にいーじゃんね」
タ「僕も疲れたよ〜」
三「まったく…」
慌ただしい二学期の始まりだったけど、きっとこれがまだまだ続くんだろうなぁ…
と、雲1つない空を見上げた
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ずんだ餅 - 更新頑張って下さい!おもしろかったです✨ (2023年2月23日 0時) (レス) @page32 id: 12d02573a8 (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - うわ、好きドタイプです。💪(・ω・`)ムキィ更新待機 (2023年2月12日 20時) (レス) @page32 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - あいさん» 良いですよ!いつも読んでくれてありがとうございます!(更新遅めかもしれません!) (2022年5月28日 16時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 空こころさん» いえいえ!! またリクエストとか受け付けても良いですか? ほんまにありがとございます (2022年5月28日 16時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - あいさん» リクエストありがとうございます!全然OKですよ!ちょっとセリフ等が変わるかもしれませんがそこはすみません! (2022年5月28日 15時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空こころ | 作成日時:2022年3月15日 22時