63段 ページ19
A「うわぁ…真っ暗」
三郎先輩と別れて、救護所がある方向へと歩いていけばあたりはもう暗くなってきていた
1年生達は座りながら眠っている人が数人いたし………いーなー私も早く寝よっと
救護所の明かりが見えてきて私は少し走った
A「伊作せんぱーい!!」
乱/伏「伊作先輩!!」
A「え…え?何してるの?乱太郎……と、伏木蔵」
名前合ってるよね、伏木蔵であってるよね。あってなかったら私めっちゃ失礼だよ……
大声で伊作先輩を呼べば中から慌てた様子で出てきた乱太郎達
何事かと思えば右の方から声が聞こえてきた。なんだろうと思って見れば……
A「えぇ……何やってるんですか伊作先輩…に、数馬と左近も」
穴に落ちていた
乱「なんでこんなところに落とし穴が?」
喜「落とし穴ではありません、蛸壺3号のターコちゃんと4号のたえもんです。村の土湿っぽいんだよねぇ、お尻濡れてませんかー?」
文「蛸壺を掘るなら最前線にしろー!」
A「ぷぷー、怒られてんのー」
呑気に伊作先輩達に大丈夫かー?と聞いていた喜八郎だったけど、潮江先輩に頭を殴られていた
階段に座ってしょぼん…としているような雰囲気を出している喜八郎の隣に座る
A「んふふ、これまた大きなたんこぶだねー喜八郎ー」
喜「コブが痛い…」
A「痛そー」
絶対に反省なんてしていないけれど、後ろに潮江先輩と中在家先輩がいるから喜八郎も大人しい
珍しい喜八郎のそんな様子を隣からまじまじと見ていれば喜八郎もこっちを向いた
喜「そーいえば、なんでAはここにいるの?」
A「ん?あー、これ」
喜「豆?あぁ、潰れたんだ」
A「そーなんだよぅ…だから痛くないようにしてもらおうと思ってきたんだけど来た時にはもう穴に落ちてた」
……喜八郎ってやっぱり女の子みたいな顔してるよなぁ…まつ毛長いし…肌綺麗だし…鼻も高いし…二重だし…顔小さいし…って四年生みんなあてはまるんだけども
無駄に美形なんだよなぁみんな…ウインクできるし、首から下を見なければ女の子だし
滝夜叉丸と三木ヱ門はきっといいお母さんになるんだろうなぁ…
167人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ずんだ餅 - 更新頑張って下さい!おもしろかったです✨ (2023年2月23日 0時) (レス) @page32 id: 12d02573a8 (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - うわ、好きドタイプです。💪(・ω・`)ムキィ更新待機 (2023年2月12日 20時) (レス) @page32 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - あいさん» 良いですよ!いつも読んでくれてありがとうございます!(更新遅めかもしれません!) (2022年5月28日 16時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 空こころさん» いえいえ!! またリクエストとか受け付けても良いですか? ほんまにありがとございます (2022年5月28日 16時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - あいさん» リクエストありがとうございます!全然OKですよ!ちょっとセリフ等が変わるかもしれませんがそこはすみません! (2022年5月28日 15時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:空こころ | 作成日時:2022年3月15日 22時