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「あれだね。君は持原くんところの」
「孫です」
「おや、随分と才能のある瞳をしているねぇ。一種の才能というのは見分けられるのだよ。
齢10にも満たないようだけど使えれば何も文句は言わないよ。早く使える人を寄越さなければこの組織は奈落に買われる」
「奈落?」
「ああ、それは気にしないでよ。虚な奴等にここを渡すのはまっぴらごめんだよ」
「そうですか」
フレンチドアの向こう側はすごい世界。
大きなテーブルに一人の男は男はにやにやと座り、私に話しかける
若さがあるのにすごいその男からは威圧を感じた
「……君にはここを仇返して転覆を狙うものの暗殺をしてもらう。
情けはここでは必要ないさ、そんなあまっちょろいものじゃないよ。わかるね?」
「はい」
「ではこいつらを殺ってきてくれたまえ」
後ろを向いて、私は長いカーペットの上を歩き出した
自然と開閉されるそのドアからはここがどんなとこなのか知った。
逃れられない場所だここは
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作者名:枕崎 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makuraz/
作成日時:2017年9月6日 6時