一番 黒彩 ページ19
俺は、知っている。
俺が彼女の一番じゃないってことを。
その可愛らしい笑顔も、安心しきったような顔も…
俺だけのモノじゃない。
悔しい。哀しい。
苦しい。…………辛い。
俺って、こんなに幼稚だったっけ?
これが、“マジ”ってことだろうか。
このルックスとコミュニケーション能力のおかげで、今まで彼女がいない時期は無かった。
その時は、彼女たちはいつも俺が一番だったし…
別れる時もいつも、俺からだった。
アーヤは違う。
一人の彼女にこんなにも振り回されている事実に苛立った。
アーヤのことになると、どうしても歯止めがきかなくなる。
ハァ…
とにかく、俺は彼女の一番になりたいだけ。
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未麗 - 最後の臣センセ最高でした‼花桜Lさんあなたは天才ですか!?(◎_◎;) (2022年3月29日 7時) (レス) @page21 id: 1aa17b468f (このIDを非表示/違反報告)
マライア雨 - あ、元ゆきです (2019年10月17日 18時) (レス) id: 74a3dbf8fd (このIDを非表示/違反報告)
マライア雨 - リクエストってまだ受付中ですか?受付中でしたら、小彩の甘めをお願いしますm(。≧Д≦。)m花桜Lさんの切ないのも甘いのも好きなのです! (2019年10月17日 18時) (レス) id: 74a3dbf8fd (このIDを非表示/違反報告)
花桜L - 鶴さん» 本当に!?同じ!?・・・よかった、同じ人がいて! (2019年5月18日 10時) (レス) id: 83bceea410 (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - 引きませんよ!自分も同じですから!花桜さんが帰ってくるのを心待ちにしています! (2019年4月29日 14時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花桜L | 作者ホームページ:http://uranai:nosv.org/u.php/hp/elu
作成日時:2019年4月18日 20時