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おそ松 ページ9







橋本にゃーちゃんは、若者に人気の雑誌の読者モデルをしており





愛らしいルックスとキャラで男子からも女子からも人気の女の子。






そんな可愛いにゃーちゃんに好意を寄せられていると知って





さぞかし喜んでいるだろうと思いながら




おそ松の顔を見ると、おそ松はあまり良い顔をしていなかった。






「…?嬉しくないの?」





おそ松「あー…、いや…嬉しいけど…」




そう言いつつも、全く嬉しそうな顔をしていなかった。





「…?それでね、にゃーちゃんに聞いてほしいって言われたんだけど…」





おそ松「何を?」






「おそ松って好きな人とか、居るの?」







おそ松「えっ?」





私の問いかけに、おそ松は驚いた顔をして寝返りをうった。





「ねぇ、どうなの?」





背中を向けているおそ松に声をかける。








おそ松「…そりゃ…居るけど…。」





少し立ってから、聞き取れるか聞き取れないかぐらいの小さい声で返事が返ってきた。





「へえ!居るんだ!ねぇ、その人って私の知ってる人?」






おそ松に好きな人が居るなんて初めて知ったから




少し不思議な気持ちになる。





疑問をぶつけるが、おそ松からは何の反応もない。






おそ松「………………」







「おそ松?…ねぇ?どうしたの?」






もう1回、話しかけると



不機嫌そうな声で返事が返ってきた。







おそ松「…お前がよく知ってる人…。」








「えっ!私の知ってる人!?んー?あっ!もしかして…!?」





そういえば、前トト子ちゃんの事可愛いって




言ってたし、おそ松の好きな人って




トト子ちゃんかな!?なんて考える。





興奮気味に





「分かった!トト子ちゃんでしょ!」






と聞くが、おそ松からは何の反応も返ってこなかった。






恐る恐る顔を覗き込むと、おそ松は目を閉じて眠っていた。






「なーんだ、寝てるのか…」







おそ松の好きな人は、トト子ちゃんなのかな?




それなら、にゃーちゃんに何て言ったら良いんだろう…。




なんて考えていると段々と意識が朦朧として来た。






先程から続く、睡魔に負けて私はとうとう目を閉じてしまった。

おそ松→←おそ松



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設定タグ:おそ松さん , 学園 , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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みゆり(プロフ) - ぱわさん» コメントありがとうございます!この後、十四松のお話です! (2019年10月16日 9時) (レス) id: 0f30c1d8ba (このIDを非表示/違反報告)
ぱわ - あれ?もう、完結ですか!? (2019年10月14日 10時) (レス) id: dc49dd12be (このIDを非表示/違反報告)
みゆり(プロフ) - カラ松ガールさん» 本当ですかー!?ありがとうございますー! (2019年10月13日 19時) (レス) id: 0f30c1d8ba (このIDを非表示/違反報告)
カラ松ガール(プロフ) - この小説めっちゃ好きです!更新待ってます! (2019年10月13日 9時) (レス) id: addc97a0c8 (このIDを非表示/違反報告)
みゆり(プロフ) - れんやん。さん» 本当ですか!??そう言って貰えて嬉しいですー! (2019年10月12日 17時) (レス) id: 0f30c1d8ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゆり | 作成日時:2018年12月8日 14時

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