×は14消えました ページ14
お風呂から上がれば新しい服が置かれていたのでそれに着替える。
『動きにくい…。』
昨日海兎が選んでくれた服だが…足元がひらひらしているため動きが遅くなる。
キッチンから音がしたのでそこに走れないから歩いて向かう。
扉の隙間から覗けば海兎が何かを作っていた。
『海兎…。』
小さな声で呼んでみた。
「ん？Aか。」
小さな声でも気付いたらしく此方を向く海兎。
「そんな隙間から覗かないで出てきなよ。」
笑いながら言う海兎。
扉を少しずつ開ける。
私が扉を全部開けると
「A〜！かわいいね。よしよし。」
と抱きついてきて私の頭を撫でていた。
一瞬で抱きつかれたため避けることも出来ずにされるがままだった。
『海兎は何してるの？』
「ん？お昼ご飯を作ってるんだよ……あ！忘れてた。」
本当に忘れていたらしく私から離れて料理に集中していた。
「話しかけない方が良いな」と感じとりキッチンを出て、お屋敷をふらふらとお散歩する。
外を見れば絵本に描かれているようなお庭があった。
『…。』
窓から私の背では見えにくく背伸びしても頭の先から鼻先まで出るくらいしかダメだった。
「？！」
ガタン
後ろから何かを落としてしまったような音がした。
「な、何してんの？」
『深夜…外を見てたの。』
深夜は幽霊を見たかのような顔で私を見ていた。
「やめてくれるかい？」
『何を？』
「急に出てくることをだよ。」
私は別に急に出た覚えはない。
「…心臓に悪い…。」
『海兎に言おうか？』
「は？」
『だって、心臓が悪い…』
「A〜！呼んだ？」
呼んでもいないのに、壁からひょこっと顔をだす海兎。
『別に呼んでない。』
「え？そうかな〜？」
と、言いながらフラフラと戻っていった。
「とにかく、あんまりぼーっとしないで。」
そう言って深夜も戻っていった。
『私、そんなに不気味かな。』
私は自分の服装を見ながら深夜の言ったことについて悩んでいた。
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狐雪(プロフ) - 聖華さん» 落ち着け〜！どーどー。 (2019年1月16日 21時) (
レス) id: ab4dd4135f (このIDを非表示/違反報告)
聖華 - 狐雪さん» それする前にキレると思う。 (2019年1月16日 20時) (レス) id: 2b9f4c7534 (このIDを非表示/違反報告)
狐雪(プロフ) - 夕美さん» ごめんなさい…！ いつもwrwrd!さんの作品を作っているくせで…ご注意ありがとうございます。これは、オリジナルなのであの文を消してきますね。本当にご迷惑をかけてすみません。 (2019年1月15日 19時) (レス) id: ab4dd4135f (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - お名前を借りている時点でオリジナルではありませんのでオリジナルフラグはちゃんと外して下さい。違反です (2019年1月15日 19時) (レス) id: 8cb8cd78d9 (このIDを非表示/違反報告)
狐雪(プロフ) - 聖華さん» そんなときはね……自分もうるさくなるのさぁ！ (2019年1月10日 20時) (レス) id: ab4dd4135f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐雪 | 作成日時：2018年6月13日 23時
