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「お館様、失礼します。」
今日は、お館様に本部にお呼ばれした。
『A、よく来たね。元気かい?』
「はい。お館様につきましても、ご壮健で何よりでございます。益々のご繁栄を切にお祈り申し上げます。」
『ありがとう。ところで、君に相談があってね。』
……?
私、なにかしたかな?
『迷っている事が1つ。残念な事が1つ。話しても良いかい?』
「はい。心して聞かせて頂きます。」
それから、聞いた事は秘密事項だった。
1つ、鬼の妹を連れた剣士がいる事。
2つ、雷の呼吸の剣士が鬼になった事。
「…失礼ながら、お館様。この様な事は私でも解決しかねますが…?」
『うん。今度、柱合会議で話そうと思う。Aには鬼を連れた剣士に会って欲しい。』
「心を読む…と?」
『あぁ。頼めるかい?』
随分と、重要な命令を頂いたものです。
「お館様のご意志でしたら。御意。」
鬼を連れた剣士、どんな人かなぁ…。
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學嶺 - このお話、感動しました!他の作品も応援しています!頑張ってください! (2020年5月30日 14時) (レス) id: a702f5d3b3 (このIDを非表示/違反報告)
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