男子達の憂鬱・・・

一発ノックアウト ページ42

ー翼ー


無理やり上杉たちにつれられて廊下に出る。

「で、何でしょ」

「美門、よく聞け？」

いつになく真面目な砂原と上杉に俺は首をかしげる。

何だろ。

「お前は天然だから気づいてないと思うが、よく考えてみろ」

ＫＺメンバーに何度か天然って言われたことはあるけど、俺ってそこまで天然？

少し落ち込んでいると、砂原はどんどん話を進める。

「立花が若武に愛してるって言うんだぞ？嫌だろ！？」

「( ﾟдﾟ)ﾊｯ!」

................嫌だ。

若武にニマニマと勝ち誇ったような顔が頭に浮かんで、ゾッとする。

「やばい！めちゃくちゃ嫌！！」

「だろっ！？」

「じゃ、立花は愛してるって言わなくていいな？」

「もちＯＫ。じゃ、そろそろ怪しまれるから戻ろっか」



ー彩ー


しばらくして、３人が戻ってくる。

はて。何があったんだろ？

「で、私はどっちを言えばいいの？」

「ん？もちろん、もう一回の方」

あれ、変わったんだ。翼。

いったいさっきの間に何が...。

「じゃあアーヤ！さっさと愛してるゲーム始めるぞ！」

若武が行きよいよく言う。

「うん」


とは言ったもののちょっと緊張。

だって若武かっこいいし。

「彩、」

「＿＿！？」

突然の彩呼びにびっくりする。

「愛してる」

「〜〜〜っ///」

真面目な澄んだ若武の瞳にノックアウト。

だめだ。照れないでいれる方がおかしい。

私が顔を真っ赤にしていると。

若武がパッと顔を明るくさせ笑う。

「アーヤ照れた？よしっ。俺の勝ち」

「.....若武の勝ちでいいから。ちょっと離れて」

「何で！？」

あーやぁと泣きそうな若武を無視して顔を見られないようにする。








だって。絶対今、真っ赤だから。

「あーやぁ。顔見せろよ！」

「絶対、いや！////」







「...いちゃつすぎじゃね？」

「アーヤが若武に照れるなんて..」

「あーあ。俺が立花に愛してるって言いたかった！」

「砂原はもう告白してたでしょ」


そんな二人に男子陣が嫉妬していたのは言うまでもない。



王様ゲームー完ー








＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。

どうもお久しぶりです！
ＴＯＫＩです！



ずぅっと更新停止だったんですけど、また再開しました。
これから少しずつ更新していくので感想やリクエストお待ちしてます！


王様ゲームがやっと完結して次は旅行ですね。
この旅行でみんなの恋が少しずつ動き出します。


オリキャラの佐竹陽太と武内翔太も応援してあげてください！

終わり←愛してるゲーム

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

消しゴム

ラッキーカラー

あずきいろ

この小説のラッキーメンバーは？

黒木 貴和

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す