男子達の憂鬱・・・

結構怖い?王様ゲーム! ページ32

『王様、だーれだ!』

一斉にくじを引く。

数字を確認すると、私は4番だった。

まぁ、はじめから王様になってもね...。

「あ、王様、俺だ」

砂原が手を上げる。

ホッ。

翼とか悠飛よりは安全かも。

「ん、じゃあ、2番が6番を背負って佐竹の家３周」

わ、ハードだね。

二番の人かわいそうだな...。

佐竹さんの家、結構広いし。

「俺、6番」

忍が手を上げる。

あ〜あ、忍、体格いいし、若武とか小塚君とかが2番だったら...、

うーん、背負って、３周ってキツそう。

すると、真っ青な顔で翔太君が手を上げた。

「...俺、2番」

震える、翔太君に砂原が笑う。

「なんだ、お前なら鍛えてるし、大丈夫だろ？何のために、今まで鍛えたんだよ」

「そ、そうだな...って、王様ゲームのために鍛えたんじゃねぇーよ！」

確かに。

「なぁ、忍さんが下で、よくね？」

あぁ、そっか。

忍が下なら、翔太さん若武と、背丈変わんないし、丁度いいよね。

「立花、それじゃダメじゃん」

悠飛があり得ないと言ったように首を横にふる。

え、何故...。

「王様の命令は絶対、だろ？」

あ、

「ひでぇ」

うーん、運が悪かったんだね。

「えぇ〜、立花さん！」

えっと、ごめん。

「御愁傷様」

「ドンマイ、翔太〜」

「な、七鬼変わってあげたら？」

「俺だって、嫌だ」

うーん、王様ゲームって、結構...怖い？

作者の気晴らし→←ルール説明！

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
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