瀬名泉の姉ですが？ (ページ9)

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episode7 ページ9

Aｻｲﾄﾞ
『お邪魔しまーす』

魔物の巣窟と聞いて気を引き締めていたけどでっかい棺桶がある以外ただの防音室だな

頻繁に人が出入りしているのか､床は埃一つなくて綺麗だし

やっと自由だぁー
はいはいしながら歩き回る

､､､ゴンｯｯ
いてっなんかぶつかった

「､､､ん。わんこかや？」

ギィーと棺桶の扉が開き紅い瞳が覗き見えた

咄嗟に地面に這いつくばって隠れる

今日お気に入りのブラウス着てきたのに､､泣く
洋服さんごめんなさい

「､､､？」

魔物さんも困惑している

「誰もいないのか､､､？目覚めてしまったし少しは起きるかのう」

陽気に鼻歌を歌いながら伸びをしている魔物さん

なんかすっっごい気まずいごめんなさい
とにかくちょっとここから離れよう

ほふく前進で前に進む

その時ｼｬｰﾝとドラムにぶつかった

あっ終わった

「､､､､!!!」
魔物さんすごい驚いてる

「誰だ？」

『あっおはようございます､瀬名Aです
睡眠中お邪魔して申し訳ございませんでした』

「瀬名､､､?瀬名くんかや？」

『ちがいますAです。』

「誰じゃ？」
口調変わっとる

『瀬名泉の姉ですが何か？』

「､､､ちょっと顔見たいんじゃが電気をつけてもらってもいいかや？」

『あっはい』

パチっと電気をつける

おっと
お互い暗くて認識できなかったので真反対向いて喋っていたらしい

『改めまして瀬名泉の姉の瀬名Aです。魔物さんは凛月くんのお兄さんなんですか？』
ペコリとお辞儀する

「あぁ､改めまして我輩は夜闇の魔物､朔間凛月の兄の朔間零じゃ」

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多分軽音部にドラムなんてものないと思いますごめんなさい
捏造です

この先、朔間零と過ごす時間が以外と長いです
恋愛要素はありません！！