瀬名泉の姉ですが？ (ページ5)

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episode３ページ5

瀬名said

瀬名「、、、、。」

『、、、お久しぶり、元気にしてた？』

瀬名「、、、。」

『あの、なんか喋って頂いてほしいんですけどお』

瀬名「なんでいるの」

慌てて応接室に入ったら予想通りのレオくんと姿勢良く座っている四年ぶりの姉の姿があった

レオ「まあ、落ち着けセナ！」

瀬名「なんで、れおくんとうちのバカAちゃんがいるの？ってよく見たらくまくんもいるじゃん！」

凛月「やっほ～セッちゃん」

『やっほ～セッちゃん！』

瀬名「やかましいわ、Aちゃんは黙って！くまくんは起きて！」

くまくんがのそのそと起き上がる

凛月「いやー今日登校してたらたまたま王様に会ってね、そしたら校門前にグラサンかけてセッちゃんそっくりの人がいて声かけたらお姉さんだっていうから」

レオ「事情を聞いて学校で匿うかーってなったんだー」

瀬名「よく入れてもらえたね」

凛月「うん、まーくんを囮にしたから余裕だった」
いえーいとＶサインする

瀬名「衣更に何させてんのよ！
で？事情って？」

『残念なお話ですが、姉さんは今一文無しです』

、、、、。

瀬名「ーで？」

『なんか予定よりだいぶ早めについちゃって家に帰ったらママいないし、ポストに鍵もなかったから家入れないし、お金も日本円じゃなくて朝一だから銀行開いてないし行く宛ないから。とりあえず泉に鍵もらおうかなと思いまして！』

瀬名「だったらそんな責めることできないんだけどお、鍵渡すからAちゃんは家帰りな」

瀬名「あっあと俺からの残念なお話なんだけど、今日ママもパパも俺も家帰るの遅いから。ごめんだけどご飯は一人で食べてね」