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静かに…しようね(ニッコリ★…リア ページ19

貴「疲れた…」

鯉伴「怖かった」

貴「ごめん」

鯉伴「いやいい…」

リクオ「もうっ!静かにしてよっ!僕勉強してるのっ!」

ギャーギャー

貴「リクオどうしたの?」

リクオ「今日総会があるでしょ、僕明日学校でテストで」

貴「あぁなるなる、よしお姉ちゃんが一肌脱ごう」

リクオ「え?」

貴「丁度歌いたかったから、黒鴉」

ドロンッ

貴「ちょっと四五分待って静かにさせるから」

リクオ「うん」

鯉伴「おっ歌うのか」

リクオ「そう言えば姉さんの歌じっくり聴いたことなかったな」

貴「よしっ…スゥー」

リクオ「楽しみだな」

貴「愛された記憶だけで 人は優しくなれるかな

騒がしい待ちの中で 擦れ違う人も見えない
ため息の言葉だけが あなたから流れてくる

空っぽの心の中で 引きずって歩いてても あなたには見えないのね
気付いてくれないね 心が散らばってゆく

愛されていたい もっともっとあなたに
愛されていたい 誰かじゃなくてあなたに
悲しくなるほど 呼吸に触れたい あなたを思いすぎる

寂しさを誤魔化しても 心が無くなったとしても
どうしてもあなたでなければ 駄目な事ばかりだから

真っ直ぐに思うだけじゃ 届かない事もあるね
近付けば近付く程 離れてしまいそうで心が動けなくなる

愛されていたい もっともっとあなたに
愛されていたい 誰かじゃなくてあなたに
優しくなれるよ あなたを目指すよ あなたを思いすぎる

遠くに浮かんだ千切れ雲のように 私はいつも
あなたに 泣いている

愛されていたい もっともっとあなたに
愛されていたい 誰かじゃなくてあなたに
私を見つけて 誰かじゃなくて私を
愛されていたい 誰かじゃなくて あなたに
悲しくなるほど 呼吸に触れたい
あなたを思いすぎる」

シーン

貴「リクオテスト勉強したいんだって…静かに…しようね(ニッコリ★」

全員「はいっ!」

貴「リクオ〜これでいい?」

リクオ「うっうんありがとう」

鯉伴「コの歌たしか…リクオが問題発言したときの」

貴「あっおぼえてた?」

リクオ「え?」

貴「リクオがお姉ちゃんなんて大嫌いっ!って僕に言って家出したときに歌たっの」

リクオ「うっ」

貴「そう言えばこんど授業参観でクラス合唱大会があるんでしょ?優勝クラスは半年宿題半減」

リクオ「うん、だからクラスの皆は頑張ってるよ」

貴「僕明日から学校行くよ」

リクオ「本当にっ!」

貴「うん」

リクオ「ありがとうっ!」

…………(絶句…先生→←俺生きてかえれっかなぁ〜…鯉伴


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作者名:黒白 x他3人 | 作成日時:2016年4月27日 17時

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