破軍発動っ!…ゆら ページ32
羽衣狐「(この記憶は…なぜだ…人の時の事など消えたはず)」
ゆら「読送葬ゆらMAXっ!」
ドォォォォォンッ!
ゆら「奴良君っ!今のうちに逃げてっ!」
リクオ「ゆら…」
羽衣狐「破軍使いか…」
リクオ「なにやってんだっ!逃げろっ!」
ゆら「あっ…しまっ」
バチッバチッ
魔魅流「ゆらを守る…ゆらを守る」
竜二「魔魅流っ!」
魔魅流「分かっている竜二…これが全ての優先事項」
ゆら「魔魅流君?」
魔魅流「ゆら下がってて僕が守るから」
貴「ダメ…だ…それじゃ…」
鯉伴「リアっ!良かったっ」
茨木童子「姫ダメって」
貴「…僕も行かないと」
パリパリ
羽衣狐「晴明っ!?晴明なのっ!おぉ…おぉ晴明…待ちわびたぞっ!」
リクオ「まだだ…まだ…話は終わってねぇぞ羽衣狐」
羽衣狐「余興は終いじゃ我々の戦いなど晴明の誕生前夜の盛大な余興にすぎないのだから」
パァァァァァッ!
リクオ「っ!!!」
羽衣狐「長かった…千年の記憶がよみがえる」
リクオ「(二条城は思念の生んだ幻の城…羽衣狐の千年の記憶が鵺のカケラにうつりこんでる?)」
羽衣狐「何度も何度も晴明を思い転生をくりかえした、そのたびに望みは絶たれ四百年前やっと力を得たと思えば、お前たちさえいなければ晴明にもっと早く会えたのじゃっ!」
リクオ「ガフッ!!」
羽衣狐「これで本当に終いじゃ」
リクオ「おや…じ」
貴「い…やだ…失うなんて…また…失うなんて…いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「なんだあの記憶はっ!」
つらら「あの支店はリクオ様のリア様の記憶?」
羽衣狐「またっ…うううううううううううううっ!?!?」
貴「あぁっああ…行かなきゃっ」
タッ
鯉伴「リアっ!まてっ!」
羽衣狐「そこでなにをしておる娘…」
ドンッ
魔魅流「ゆらは僕が守る」
ギュアッ
ドサッ!
ゆら「お兄っ」
竜二「ゆらうてぇぇぇぇぇっ!」
ゆら「破軍発動っ!」
羽衣狐「っ!?!?」
ふざけんなっ!ふざけんなよっ!…鯉伴→←俺は人間のあんたに話してんだぜ…リクオ
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作者名:黒白 x他2人 | 作成日時:2016年1月1日 19時