100人記念番外編…牛鬼とリア ページ33
貴「牛鬼…頼みたいことがあるんだ」
牛鬼「なんですか」
貴「僕にもしものことがあったらリクオを頼みたいんだ」
牛鬼「……」
貴「牛鬼…近々羽衣狐が動き出す…」
牛鬼「羽衣狐…」
貴「僕達ぬらりひょんの血に深い因縁がある…でもそれは…あくまでも…ぬらりひょんと羽衣狐の因縁…」
牛鬼「何が言いたい」
貴「僕は…じいちゃんやお父さん…リクオ達とは違う…僕はもっと深い因縁がある…それを皆に背負わせる訳にはいかない」
牛鬼「一人で背負うおつもりで」
貴「うん…これは…羽衣狐の娘…黒羽空のと羽衣狐の因縁だから…」
牛鬼「…その願いは聞き取れません」
貴「…なんで?」
牛鬼「…リアお前が一人で背負う事はない…総大将や二代目がそれを許さない…そして私もだ…」
ガラッ
貴「…ふふっ…そうだね…じいちゃんやお父さんは絶対にさせないだろうね…じゃあ言い換えるよ…僕の大切な弟を…どんな敵にも負けない…立派な総大将にしてね…牛鬼」
牛鬼「ふっ…それでいい」
パタン
貴「…これじゃあ死ねないなぁ」
牛鬼「…聞いていたんですか」
鯉伴「牛鬼…ありがとな」
牛鬼「いいんですよ私にとってもお嬢は大切な方ですから」
鯉伴「そうかい」
牛鬼「えぇ」
100人記念番外編…たかいたかいが好きなわけ→←100人記念番外編…ぬらりひょんと鯉伴のリアへのお説教
152人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「転生トリップ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒白 x他1人 | 作成日時:2015年11月17日 15時