ワシは嘘はつかん…ぬらりひょん ページ22
珱姫「あっ…有り難う御座います……かっ…帰さないのかと思いました」
ぬらりひょん「約束は守るさワシは嘘をつくアヤカシでは無いからははっはっはっ」
珱姫「そうですね貴方は堂々と玄関から」
ギュッ
ぬらりひょん「なぁ…一緒になろう…ワシはやがて天下を獲る…その為にはお前が必要なんだ」
珱姫「アヤカシ様…」
ぬらりひょん「良いだろ?珱姫」
珱姫「でも…やっぱり…ごめんなさい私は貴方が思うような人ではない誰でも分け隔てなく救ってきた訳ではないから…どうか…私の力が欲しいならお引き取りください」
ぬらりひょん「あんたの力が欲しいんじゃねえ側に居ろって言ってんだよ…明日…またくるぜえ」
珱姫「こっ…困りますっ!」
ぬらりひょん「はっはっはっはっはっはっ!」
鴉天狗「げほっげほっ」
牛鬼「大丈夫か?鴉天狗」
鴉天狗「雪女の奴肺まで凍ったぞ…全く総大将は常識外れな事をする人と交わろう等と」
牛鬼「まっ…それでこそ皆が着いていくのだがな」
鴉天狗「あぁ常識に捕らわれぬあのひとこそ魑魅魍魎の主となる御方」
牛鬼「あぁそうだ…それがぬら組だ百鬼夜行と成るまで大きく成った」
鴉天狗「とわ言え」
牛鬼「うむ」
鴉天狗「こんなに早く京に入るとは思わなかった」
牛鬼「その気になれば奴は何時でもここにてを出せるで在ろう」
鴉天狗「大阪城に救う大妖怪中の大妖怪」
空「羽衣狐」
鴉&牛「何故その名をっ!」
空「ぬらりひょんさんが帰ってきてから話そうか」
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作者名:黒白 x他3人 | 作成日時:2015年9月29日 17時