目標＞恋愛 ページ27
.
また子ちゃんにベタ褒めされた。
また子｢髪の毛だって束ねてる方が好きっス！もう一回聞きますけど…絶ｯｯｯ対男出来たっスよね！？｣
そしてすごい勘違いをされている。
『いや、残念ながらいないよ…』
だけど彼女のおかげで気分が晴れた私は
少しポジティブになり
『そんな風に言ってくれて嬉しい。』
素直に喜べた。
そして今日の自分の顔もようやく見慣れてきた。
今まで気づかなかったけど
やっぱり私と妹は似てるんだね。
一応、二卵性だけど。
また子｢なーんだ。先輩の恋愛話とか聞けると思ったんスけど。がっかりしたっス。私も頑張って綺麗にならないと…どうすれば晋助先輩に振り向いてもらえるんスかね？｣
そういやまた子ちゃんって晋助の事好きだったんだよね…
ごめんね、私に髪の毛触られたら恋愛運落ちるかもよ？
なぜなら
それに関しては自称超サゲマンだから。
『うーん…そうだなぁ〜』
どうしよ…
また少しテンションが下がった。
また子｢Aさん、ありがとうございました！私、頑張るっス！｣
根元のプリンを解消し、再びトレードマークの金髪が蘇った彼女はキラキラした笑顔で帰っていった。
ホントいつも元気だなー。
見てて気分が良い。
『男か…』
今の私は恋愛なんてしてる場合じゃないの。
…ん？
じゃあ今朝のアレはなんだったんだろ
あの気持ち…
『ま、忘れよう。』
ホストと恋するなんて死んでも御免だわ。
それ意外と出会えないならいっその事1人ぼっちで構わない。
兎に角、今は仕事！
それから、よくわからないけど裁判で戦わなきゃ。
もし返済義務がなくなって身軽になれたら…
自分の店を取り戻そうか？
かぶき町から離れようか？
いづれにせよ、また店をやりたい。
これが今の私の目標だ。
『あー忙しい忙しい。』
自分にそう言い聞かせる。
＿＿＿そして夜
神威は予定通り来店した。
神威｢やぁ♪｣
『いらっしゃい！』
お互い何もなかったかのように笑顔で接した。
『昨日はありがとう、おかげで今朝の通勤すごく楽だったわー。』
ごく普通にお礼を言い、ごく当たり前の事を言う。
神威はそれに対して
“そうなんだ”とか“よかったネ”
なんて返してくるのを想像していた私。
そこから適当に会話を広げて繋げていくつもりだ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月松(プロフ) - 吹雪さん» ありがとうございますヾ(o´∀｀o)ﾉ (2018年9月16日 22時) (
レス) id: 256a533235 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - 素敵なコメントだなんて '0 ' `# 頑張ってください〜♪ これからの展開も楽しみにしていまーす(笑) 更新ファイトです!!! (2018年9月16日 21時) (レス) id: 0e33d807cc (このIDを非表示/違反報告)
月松(プロフ) - 吹雪さん» 素敵なコメント頂いて感激です(つд`)頑張るっ!!!!さて、これからもっと痒いムズムズする展開になるかもしれないので楽しみにしててください(笑) (2018年9月16日 8時) (レス) id: 256a533235 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - こちらこそ、よろしくお願いいたします！ 自信もっと持ってくださいな(^0^)/ こんなに素敵な作品を作っているんですから！ 神威が助けに来てくれて、今、安心しました〜♪ (2018年9月16日 8時) (レス) id: 0e33d807cc (このIDを非表示/違反報告)
月松(プロフ) - 吹雪さん» ありがとうございます！ホントですか！？自信持てました(つд`)もちろん神威は再び登場しますよー(●´ω｀●)頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2018年9月15日 20時) (レス) id: 256a533235 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夢子 | 作成日時：2018年8月21日 21時
