天界からの救世主19【呪術廻戦】 (ページ19)

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天界、失格者ページ19

さて、同時刻。

＿＿＿＿天界本部最高峰管理部、訓練任務脱落者の場面。

場面が行き来して分かりずらいと思うが、許してほしい。そうでもしないと、お話が一向に進まないのである。

さて、訓練任務を脱落したレイジャントと羅衣。
彼らは脱落した身の為、任務前にAから言われた「俺の仕事」を手伝っていた。

手伝っている…といっても、データを…とか、情報を持ってくる…とか、そういうお手伝いではなく、、、

レ「A～…コーヒー持ってきたよ……って！！！！

羅衣何してんのぉ！！！！！！！！！？？？？？？？？？！」

羅「これが俺の仕事これが俺の仕事これが俺の仕事これが((」

『お、そこ置いておいてくれ』

レ「え……そこって…」

羅「…(懇願の眼)」

レイジャントがAのコーヒーを入れ、執務室に持って入室した時、見た光景は、

Aがデスクでパソコンに向かって仕事をしている……だが、彼が座っているのは椅子ではなく、四つん這いになったk状態の羅衣の背中。

････････？？？？？？？？？？？？？？？？(スペースキャット)

…新手のSM行為か？？？

どれくらいの時間その体制なのか、羅衣の腕が心なしかぷるぷるしている気がする。

そんな彼に、Aは「ここにコーヒーを」と羅衣の後頭部を指さした。

やっぱ、SMだな？？？？？？？？(確信)

それに対してレイジャントはコーヒーのお使い。

ゆらゆらと湯気が出るコーヒーと、プルプルしている羅衣を交互に見てレイジャントは顔を最大級に歪め、そして

レ「なんでそれを俺にさせてくれなかったのぉーー！！！？？羅衣ずるい！その場所変わって！！！」

羅「変われるものなら変わってやるわ！！！！」

『2人が喜ぶことしたら失格の罰にはならねぇだろ。態とだよ。わーざーと』

そう。コーヒー入れと椅子になるこの仕事はお互い喜んでするような仕事。それを逆に与えたのだ。
訓練とはいえ、任務の失格者には、これくらいじゃないと(ゲス顔)

羅「…そういえば、天界長」

『あ？』

羅衣は椅子になったまま聞きたいことを聞いた。

羅「あのゲートの不具合で下界に出現したOHPは全て回収、討伐したのですか」

『ああ、それは大丈夫だ。できるだけ駆り出せる数の部下を送りこんで調査させたが、確認はされなかった。
俺の第六感も感じないし、羅衣と心中した奴が最後だったぞ』

レ「俺心中するならAと」←

それを聞いた羅衣はほっとした顔をした。