羅衣、知らない声 ページ1
恵に突き放され、来た道を戻る羅衣。
だいぶ人混みのある活気付いた場所に出て来ていた。
ガヤガヤ、ワイワイと人がそれぞれの言葉、思い、それぞれの会話を楽しんでいる。
「はー、疲れたわー」
「テストは明日までだろー?」
「いらっしゃいませー!」
「はーい、わかった!」
「もしもしー!」
「あ、あれ買おっかな」
「帰りてぇ…」
____
いきなりな話だが。
それぞれ嫌なこと、いいこと、楽しい事、やらなくてはいけないこと
その物事のために人々は言葉を使っている。
それは、天界人も然り。
必要事項を連絡するために声帯を震わせて声を発し、それを相手は耳で聞く。
言葉とは人にとってとても大切な意思疎通の鍵である。
それが、例え先程の恵のように心に刺さるような鋭い言葉であっても、相手である羅衣は聞く事を強いられる。
言葉とは、情報を飽和状態にした音の1種である。
羅衣は人混みの中をするするとすり抜けて歩いていた。
周りがごみごみとしており、好きなことを話し、最早誰が何を話しているのかわからない状態。
________その中で、羅衣はある言葉を聞いた。
しかも、羅衣の隣を通り過ぎで行くついでに聞き覚えのない声が耳元で。
_______「キミの、気にかけてたウニの子。
もうすぐ死んじゃうかも。
ああ、確か"黒い石"が辺りにひとつ。落ちていたような?
今イライラしてるから、蹴飛ばしちゃうかもネ?」
この言葉を聞いて、意味を理解するのに時間がかかった。
内容を噛み砕いて理解してから背後を勢いよく振り向くが人が沢山居て誰が誰だかわからない。
羅「いま、誰かが、、」
(「キミの、気にかけてたウニの子。
もうすぐ死んじゃうかも。
ああ、確か"黒い石"が辺りにひとつ。落ちていたような?
今イライラしてるから、蹴飛ばしちゃうかもネ?」)
羅「黒い、石、、って、ッまさか!!!!!」
UターンからのBダッシュ。
羅衣は人の流れに逆らうようにして戻ってきた道をもう一度辿ることに。
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どうも!リートゥです!
続編に移行しました!
これからもよろしくお願いします!
コメント、イメ画、評価どしどし待ってます!
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リートゥ(プロフ) - 明理さん» 了解しました!ありがとうございます! (2022年4月15日 2時) (レス) id: 757a32c185 (このIDを非表示/違反報告)
明理(プロフ) - ページ48でいじちがいちじになってます (2022年4月14日 20時) (レス) @page48 id: 0be17a4bd3 (このIDを非表示/違反報告)
リートゥ(プロフ) - 水泳進化人さん» ありがとうございますー! (2021年7月25日 16時) (レス) id: 757a32c185 (このIDを非表示/違反報告)
リートゥ(プロフ) - 推し事中さん» ありがとうございます!! (2021年7月25日 16時) (レス) id: 757a32c185 (このIDを非表示/違反報告)
推し事中 - 20章目か、早いな〜。リートゥ様続編、おめでとうございます!!!!!!愛してます!!!! (2021年7月25日 5時) (レス) id: e7690933fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リートゥ | 作成日時:2021年6月8日 22時