天界からの救世主【名探偵コナン】【紺青の拳】

ヒョコッ！ ページ47

・・

『ったく、銃が4回発砲されるとは思わなかったぜ…』

Aはキッドがいる高層ビルの屋上の貯水槽の上で打たれた横腹を包帯でぐるぐる巻いていた

その時に、カンカンカンと鉄の梯子を登る音がした
Aは包帯を巻く手を止め、音が鳴っている梯子の方を見る



ヒョコッ！



……。

『なんでお前がここにいんだよ…！！！レイジャント……っ！！』

レ「やほぉ☆」

その梯子から頭を出したのは包帯を巻いているレイジャント。

『しかも、なんか、オシャレしてるじゃねぇか…』

レ「それを言ったらAもでしょ！えへへ、どう？似合う？」

『あぁ、ムカつくけど似合ってる』

レ「そ、そっかぁ…！(照)」

レイジャントはAに褒められ凄ーく照れた。Aに褒められる事がとても嬉しいらしい。


『その包帯もな』

レ「あ、この包帯は園子？を助けて…」

『あ、そう…』

お前、シンガポールまで来て何やってんだよ…と思ったが、それは自分にも当てはまる特大ブーメラン的な事だったので口には出さなかった。

レ「そのお腹は？」

『キッド庇って腹に1発』

レ「…わあ」

レイジャントはチラリと後ろを一瞬みてそう言った。
Aはその行為に余り興味を持たず、さっさと包帯を巻くと立ち上がった。

レ「Aー！俺も着いていく♡」

『…好きにしろよ…ただ、羅衣とか零に連絡すんなよ』

ギュッ！と抱きしめてきたレイジャントと共にAは屋上から飛び降りた







((レ「うふふ…Aとのデート…(ホテル何処？)」

『出てる出てる。心の声が出てる』))

・・

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