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いってて… ページ46

・・


キ「いってて…」

ア「酷くやられたな」

キ「この程度、なんともねぇよ!ったく、遠慮なく撃ちやがって…今回ばかりはしてやられたぜ」



あるビルの屋上でキッドは撃たれた腕に包帯を巻いていた。
その後ろにアーサーがやってくる。


キ「握った拳の中に何かがあるように思わせるのがマジシャンで、

その拳を開く前に中身を言い当てるのが、探偵だろ」

キッドは白い服に身を纏わせるとアーサーの前をするりと通った。
アーサーの手にはいつの間にか阿笠博士の発明品が握られていた

キ「中身を言い当ててくれよ、名探偵。


殺人という名の、謎めいた拳の中身をな…」

グッと握っていた拳をパッと開く動作をするキッド。
そのまま、屋上から飛び降りようとした時、屋上の扉がガチャリと音を立て、開いた。

2人は警戒する

まず、この時間にこのビルの従業員が屋上に登ってくることはまず有り得ないのだ。


レ「……あ」


ア「え?」

キ「おい名探偵、あいつ誰だよ」

屋上に登ってきたのは、真っ赤な服を着て、所々包帯を巻いた見た目重症患者のレイジャントだった。
レイジャントと1度もあっていないキッドはアーサーに聞く。

ア「あの人は、Aさんの知り合いらしい」

キ「げ、あの人のかよ……」

Aに色々とくわされた事のあるキッドは顔を顰めた。

レ「ごめんねぇ、君たちに用はないから無視してくれて構わないよぉ」

ひらひら、と包帯が巻かれていない方の腕で手を振るとすぐ側にある、貯水槽の上に繋がる梯子に乗り、上へと登っていった。

キッドとアーサーは頭がハテナである。



・・

ヒョコッ!→←犯人じゃない



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( ᐛ)バナナ - BL…見たい見たい見たい……[最近マジでBLに飢えてる人] (2023年1月28日 23時) (レス) @page48 id: 3be2ea39d7 (このIDを非表示/違反報告)
魔水 - 私も見たいです…!是非よろしくお願いしますっ!m(_ _)m (2020年8月21日 20時) (レス) id: 18b292134c (このIDを非表示/違反報告)
リートゥ(プロフ) - サユさん» がんばりまーす! (2020年7月11日 19時) (レス) id: edb0872f6e (このIDを非表示/違反報告)
サユ - 私も見たいです よろしくお願いします! (2020年7月11日 13時) (レス) id: 5a2c009ec5 (このIDを非表示/違反報告)
リートゥ(プロフ) - 深月あかざさん» 意見ありがとうございますー笑 (2020年6月21日 21時) (レス) id: edb0872f6e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リートゥ | 作成日時:2020年4月29日 11時

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