第044話 絶対ゴールを割らせない ページ45
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土門はディフェンスに入り、染岡の代わりに壁山がフォワードに入った。
壁山は青ざめていた。
「ち、ちょっと待ってくださいッスよ、お、俺がフォワードって……」
「ドラゴントルネードが使えない今、頼みの綱はイナズマ落としだけだ」
尾鷲のスローインで試合が再開し、香芽が攻め上がった。立ち上がったのは土門だ。
「しゃーねえ、いっちょやりますか！“キラースライド”！！」
土門の必殺技が炸裂し、ボールを奪った。
「あれは帝国のディフェンス技……！」
豪炎寺が呟いた。
「お手並み、拝見！」
土門がゴール前にボールを上げた。
「いくぞ、壁山！」
「は、はい！」
二人が飛び上がると、鶏井も飛び上がり、豪炎寺を軽々飛び越えた。
「壁山！！」
豪炎寺が壁山を踏み台にして飛ぼうとするが、壁山は怖がって、技は失敗した。ボールは鶏井が奪った。壁山は俯いた。
「やっぱり、俺にはできないッス……」
それから野生中の猛攻が続いた。雷門中はほとんどボールに触れることができず、ゴール前にボールを上げても、豪炎寺と壁山の攻撃ミスで野生中ボールになってしまう。
円堂は負けじとゴールを守り、未だ得点を許さなかった。前半は両チーム無得点で終わったが、試合を支配しているのは野生中だ。
「やったな、みんな！」
グローブを外し、真っ赤な手を顕にしながら、円堂はみんなに話しかけた。
「円堂！」
「何言ってんだ、コテンパンじゃないか」
「でも、同点だぜ！あんなすごい連中相手にだ！後半も俺は絶対ゴールを割らせない！そして、二人のイナズマ落としで点を取って勝つんだ！」
壁山は目を逸らした。
「俺をディフェンスに戻してください……」
「壁山！」
「だめなら交代させてください…俺にはイナズマ落としはできないッス……これ以上ボールを上げてもらったって…」
「いいや、ディフェンスには戻さないし、交代もさせない！俺はお前と豪炎寺にボールを出し続ける！！」
円堂の言葉に、壁山は顔を上げた。
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無名(プロフ) - マナさん» 大丈夫ですよ！頑張ってください〜！ (2022年3月5日 22時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 無名さん» 迷惑かけてすみません…… (2022年3月5日 18時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - まるまるんさん» そうだったんですね笑 わざわざありがとうございます😭🙏💗 (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - マナさん» 私の名前と作品名を表記して下さればそれで大丈夫です🙇♀ (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - まるまるんさん» まだ書いてはいませんが…イナズマイレブンの話なんですけど… (2022年3月5日 17時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2022年3月2日 8時
