第020話 ゴーストロック ページ21
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「来るぞ！！少林は九番、マックスは十番のマークにつくんだ！！」
「ああ！」
マックスが走り出し、マークにつき始めた。
「何やってるんだお前ら！！！」
しかし、少林とマックスがマークについたのは味方だった。
「ど、どうなってるんだ！？」
「みんな、落ち着いて相手の動きをよく見るんだ！」
「無駄だ！」
キャプテンの幽谷がニヤッとした。
「“ゴーストロック”！！」
その瞬間、壁山と影野の足が動かなくなった。
「あ、足が…！」
「動かないッス！」
「これが“ゴーストロック”だ！」
ベンチで見ていたAは顔を手で覆い、指の隙間から試合の様子を見て青ざめた。
「の、の、呪いだ！」
「“ファントムシュート”！！」
幽谷のシュートが炸裂し、動けない円堂は何もできずにゴールを許してしまった。
「呪いだぞ！ただの噂じゃなかった、本当だったんだ──」
「いたたっ、睦月先輩、落ち着いて！」
春奈の体を揺さぶりながら困惑するAに、春奈はクラクラしながらなだめた。
雷門からのキックオフで試合が再開すると、染岡が豪炎寺からボールを奪い、一気に走り出した。
「取られたら取り返せばいい！」
「まて染岡！！」
豪炎寺が止めたが聞かない。
「奴らはどこかがおかしい！！まず動きを見るんだ！！」
染岡はゴール前でまたシュートを放った。
「“ドラゴンクラッシュ”！！」
しかし、今度はキーパーがしっかり受け止めた。
まるでそこの空間だけが歪んだように、ボールがゆっくり彼の手に収まった。
「何だ、今のは……？」
「これぞ“歪む空間”！ どんなシュートもこの技には無力！！」
キーパーが大きくボールを返し、幽谷へ向かった。
「しまった！みんな戻れ！！」
「無駄だ！お前たちはすでに俺達の呪いにかかっている──“ゴーストロック”！！」
その瞬間、みんなの動きが止まり、また尾刈斗中の得点が決まった。
その後も何もできずに得点を一点奪われ、ついに尾刈斗中が三点目を奪取し、勝ち越したところで前半が終了した。
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無名(プロフ) - マナさん» 大丈夫ですよ！頑張ってください〜！ (2022年3月5日 22時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 無名さん» 迷惑かけてすみません…… (2022年3月5日 18時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - まるまるんさん» そうだったんですね笑 わざわざありがとうございます😭🙏💗 (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - マナさん» 私の名前と作品名を表記して下さればそれで大丈夫です🙇♀ (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - まるまるんさん» まだ書いてはいませんが…イナズマイレブンの話なんですけど… (2022年3月5日 17時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2022年3月2日 8時
