｢え、あ、どうも……えっと…では｣【あんスタ】【椎名ニキ】

人見知り7人目 ページ8

Aside

ニキにとりあえず明日の何時？と聞くと
明日の午後3時ぐらいにどうっすか？と
メッセージが返ってきた。

明日の三時ならとりあえず勉強しか
することないし了承した。

｢あんずが今日家帰るついでに
書類渡してくれるって。
明日には制服も渡すねって｣

母｢あら、ならお礼にって作りすぎた肉じゃが
A渡してもらえる？｣

｢ん、わかった。｣

と言うとチャイムが鳴った。

｢あんずだろうしそれ持って出てくるね。｣

母｢お願いね。｣

はーいと出るとやはり玄関にいたのは
予想通りあんずだった。

｢あんず、書類渡しに来たんでしょ？
今日じゃなくてもよかったのに…｣

あんず｢ううん、早めに渡しておいたほうが
いいと思って。

これ、書類ね。必要なものとか
必ず書かなきゃいけない書類もあるから
ちゃんと目を通して2、3回確認してね。｣

｢勿論、記入漏れでまた書くのも嫌だし
それ持ってあんずにまた尋ねられるのも嫌だし

ありがとうね、あんず。
これ母さんからお礼だって。
作りすぎちゃった肉じゃがらしいから食べて｣

あんず｢いいの？Aママの肉じゃが
美味しいから嬉しい。

書類は明日の午後ぐらいに
取りに来るので大丈夫かな…？
ついでに制服も渡すつもりなんだけど…｣

｢うん、大丈夫だよ。
今日ちょうど母さんも父さんもいるから。

登校する日決まったら教えて。
あんずと一緒に行きたい。｣

あんず｢勿論…！じゃまた明日ね。｣

｢うん、また明日。｣

あんずはそう言って帰って行った。

ニキのメッセージを見ながら少し顔がほころぶ

｢よし、母さ〜ん！父さ〜ん！
書類確認と保護者の名前書く所
書いてもらってもいい〜？｣

父｢嗚呼、書類確認するのも親の責任だ。｣

母｢思ったよりも書類多いのね…
まぁ、確認することも注意する事も
多いでしょうし仕方ないんでしょうけど。｣

｢ありがとう、私も一緒に確認するね。｣

今日の間に提出書類とそうじゃない書類を別け
提出書類には父や母に確認してもらいつつ
名前を書いてもらったり判子を押して貰った。

あとはボクの名前を書くだけ。

とりあえず提出書類は纏めてあんずがくれた
提出用のクリアファイルに。
提出しない書類は別のアニメキャラが
書いてあるファイルに入れた。

明日には名前を1枚ずつ確認して書いて
ファイルに入れ直してあんずに渡したらOK

午前中は勉強午後はニキに会いに行くまで
勉強して会いに行こう

なんか緊張するのなんでだろう。

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