人見知り2人目 ページ3
Aside
本日月曜日普通なら学校なんだけど
ボクは学校行きたくないから学校に行かず
私服であんずに会いに行く時間まで
ゲームや服でも作って待とうと考えていると
あんずのお母さんにあんずが忘れ物をしたから
代わりに届けて欲しいと頼まれた。
あんずにメッセで
Aあんず、忘れ物
代わりに届けに行くから夢ノ咲だっけ?
の校門まで来て貰える?
あんずえ?!Aが!?
わかった!待ってるね!!
と返事が返ってきて私は白のパーカー
デニムと短パンにレギンスを履いて
お気に入りのヘッドフォンを付けて外に出る。
｢…最悪｣
外に出るのは好きじゃない。
デートだったら頑張って外に出るけど
なるべくなら外には出たくない。
音楽をかけながら夢ノ咲に向かう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
鼻歌を歌いながら夢ノ咲に向かう。
近づいてきたら鼻歌をやめて音楽を止める。
｢…ここが夢ノ咲……デカい……｣
うげっと顔を歪ませるとあんずが走ってくる
あんず｢A〜！！｣
とギュッとボクを抱きしめてくる
あんずの姿はとても可愛らしいと思った。
｢…はい、忘れ物。じゃ、ボクはこれで……｣
と帰ろうとするとあんずに止められる。
あんず｢ちょっと待って……！｣
と言われ振り返る
｢…何？｣
あんずは言いにくそうに口を開く。
あんず｢…Aって今学校行ってないよね｣
｢…まぁ……うん｣
目を逸らしつつ答える。
あんず｢そこで提案というか…お願いがあって
……そのA、無理を承知で言います。
私と同じ、プロデュース科に来ませんか｣
｢………はい？｣
頭の中にクエスチョンマークが並んだ。
今なんて言った？？？
あんず｢私と同じ夢ノ咲のプロデュース科に
来て欲しいの。
プロデュース科は今の所私しかいないし、
私だけじゃ手が回らないし……！！
お願い！無理なら断ってくれてもいいし｣
｢…え？ちょっと待ってなんで……｣
なんでボクなのか聞こうとしたら
あんず｢とりあえず放課後…！
その話の続きするからまたここに来て…！
そろそろ授業始まっちゃう…！じゃあね…！｣
と夢ノ咲の敷地内に戻って行った
｢……え、えぇぇぇ……｣
困惑するボクを置き去りにして。
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サミサ(プロフ) - ニキ君の彼女三毛縞たちの幼なじみ、人見知り…やば！！人見知りとか共感できます。 (2021年7月16日 20時) (
レス) id: d964c43780 (このIDを非表示/違反報告)
*瑠璃* - はぅわ……好きです…… (2021年5月10日 1時) (レス) id: f48c22676e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睦月 | 作成日時：2021年2月16日 20時
