人見知り10人目 ページ11
Aside
あっという間に登校日。
いや、めっちゃ足震えるんだが??
こんなに緊張するのって
推しのガチャ引く時ぐらいだぞ??
…まぁ学校自体まだボクの体が
受け付けてないのか、震えてくる。
昨日のニキと燐音が送ってきた
メッセを見て深呼吸する。
緊張してるからこそ肺いっぱいに
空気を入れるイメージで。
チャイムが鳴った。
あんずが迎えに来てくれたんだろう。
行こうニキから貰ったプレゼントをつけた。
大丈夫何かあってもニキに燐音
それにあんずや父さんに母さんがいる。
大丈夫、二度と同じ間違いも過ちもしない
「おはよう、あんず。」
玄関から出てあんずに声をかける。
あんず「おはよう、A。行こっか夢ノ咲」
「うん、よろしくあんず」
あんず「こちらこそ。」
あんずと2人で話しながらあんずが
ボクが緊張しないように話してくれる。
一応あんずの仲のいい知り合いが
2-Bにいるらしくその人にお願いもしたと言った
あんずが信頼してるならいい人なんだろうな
そう思いながら夢ノ咲の校門までついた。
警備員に一番最初なので厳しめにチェックされる。
間違えようもなく本人かどうか。
チェックが終わりあんずと一緒に校門へ向かう
校門へ向かってる最中の目線が気になって
どうも下を向きそうになる。
とりあえずあんずと話しながら、
下を向かないように必死に前を向いて歩いた。
職員室に着くと大分前の学校より
職員室は広かった。
眼鏡をかけた男性が呼びかけてくる。
?「あんずさんこちらです。」
あんずが失礼しますと言い中に入り
ボクも合わせて失礼しますと言って入った
あんず「椚先生連れてきました。
では、私はクラスに戻りますね」
とあんずは自分のクラスに戻っていった。
先生と2人きりとか気まづい
椚「初めまして香野Aさん。
私は椚章臣と言います。
担当科目は声楽。
そして貴方がこれから通う
B組の担任でもあります。」
自己紹介されたからにはしないといけない。
「初めまして……椚先生……
香野A……と申します。
…よろしく…お願いします。」
椚「ええ、よろしくお願いします。
聞いていた通り人見知りですね
でもAさん、夢ノ咲では人見知りしている
暇はないと思っておいてください。」
え、どういうこと?
「え……あ、はい。」
と返事をする
椚「人見知りしているのが馬鹿馬鹿しい程に
一人一人癖が強いものですから。」
「あ、早めに慣れるよう努力します。」
察した嫌でも察した
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サミサ(プロフ) - ニキ君の彼女三毛縞たちの幼なじみ、人見知り…やば!!人見知りとか共感できます。 (2021年7月16日 20時) (レス) id: d964c43780 (このIDを非表示/違反報告)
*瑠璃* - はぅわ……好きです…… (2021年5月10日 1時) (レス) id: f48c22676e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:睦月 | 作成日時:2021年2月16日 20時