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+第十五話+ ページ21

テストも終わり、放課後。
手応えはあったのかと聞かれると、まぁまぁとしか言い様がない。
どれくらい点取ればいいのかとか、色々考えてやっていたからだ。
……とにかく、テストは無事(?)終わり、今日は部活も無いそうなので(修花に聞いた)、どこか出掛けることにした。

「暇だ。」
学校を出て、五分ほど歩くともう飽きてしまった。
ふと、周りに目を向けると看板にマジバーガーの文字。
あれが、「黒子のバスケ」に出てくるお店……。
そう言えば、本物の灰崎君は来たことがあるのだろうかなんて考えながら、店へと足を運んだ。
カウンターでポテトとドリンクを注文し、空いているテーブルを探す。
すると、青と桃色の頭が目に飛び込んできた。
「あれ、灰崎君?……こんなところで会うなんて奇遇だね!」
「……そう、だな。奇遇だな。」
おいおい、放課後デートですかコノヤロー。
こんな目立つ頭して、騒がれたりしないのかね……。
「あ?灰崎?………お前、一人で来たのか?」
「おう、そうだけど。………お前らはデート?」
「違うよ!!たまたま二人とも暇だったから来ただけだよ!」
「いてぇ!!バシバシ叩くな!」
「こんなやつとデートなんて有り得ないよ!!」
「こんなやつとは何だ、こんなやつとは!!」
桃井さんは俺のデート発言を否定しながら、青峰君の背中をバシバシ叩いている。
端から見れば、カップルの微笑ましい戯れにしか見えない。
まぁ、でも、今日はたまたまってことにしてやるか。
まだ騒いでいる二人を他所に、俺はさっさとポテトを食べ、店を出た。

+第十六話+→←03


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設定タグ:黒子のバスケ , 灰崎祥吾 , 成り代わり   
作品ジャンル:ギャグ
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小夜 - 祥吾様を不良なんて!ひどい!!プライドが高いだけなのに。 (2018年9月5日 21時) (レス) id: 7ca5976516 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様を不良って言うのは祥吾様の事嫌いな人だけ (2018年8月27日 6時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 原作の灰崎は不良じゃないって事本当に灰崎好きな人なら分かるってミリイが言ってた (2018年6月29日 8時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
リン - 灰崎を勝ってに不良にしてんじゃねぇ (2018年4月3日 7時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 灰崎は元から不良ではないプライドが高いだけ (2018年3月17日 23時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はいいろ。 | 作成日時:2017年8月18日 14時

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