671話 紅の修学旅行 ページ22
やがて新一も犬矢来の周りを囲むようにして残った跡を見つけたのか、しゃがみこんだ。
そして――…。
「…あれれ〜?犬矢来の周りに変な跡が……つ…ついてるぜ…」
コナンの癖が出たのだろう。
妙に高いトーンで発言しだした新一は途中で気づいて我に返った。
「ホンマや。くるっと一回り。なんやろ?」
気を利かせた服部が新一の発言に被せてきた。
だが呆れたように新一を見ている。
「はは…」
何ともいえない表情で誤魔化すように笑う新一。
蘭たちはそんな彼を目を丸くして見つめていた。
「…っていうか…あれれ〜?って……」
「こんなときに、あのメガネのガキんちょのマネ?不謹慎ね!」
一方世良は、そんな彼の姿をしてやったりという表情で見つめている。
『それより、暗号はないんですか?また懐に入れられてたり』
話題を逸らすように、綾小路警部に尋ねる。
「ええ。西木さんのときと同じで、八手の葉と一緒に、入れられてたみたいです」
鑑識さんが、綾小路警部にビニールに入った八手の葉と暗号を渡す。
「また訳の分からん暗号残しよって!」
暗号を受け取った服部の手元を覗き込む。
出栗のマークといわれる4つの四角形と歪に並んだ漢字。
おそらく解読方法は今までのものと同じだろう。
だとすると……。
暗号の解読を進めようとしたとき、服部のスマホが鳴った。
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096 - ちぃさん» 読んでいただきありがとうございます!深く考えていただき、嬉しい限りです…!人の数だけいろんな行動の仕方があると思います。葛藤の中で得た黒瀬の決意を、これからも見守ってあげていてください! (2019年12月22日 21時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 別れたからってなにもしないのではなくて、世界を変えれないのなら影からサポートしたり守ったりするかも、、、。唯一の方法かなと思いました。 (2019年12月22日 1時) (レス) id: 13503def23 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - やっと読めました、自分ならどーするか考えました。大好きな世界の均衡を保つ為、大好きな人を守る為にも、零さんから恨まれるくらいに嫌われてから別れるかなーって。全てが終わった時にもう一度始めからやり直す選択をするかも知れないですね。 (2019年12月22日 1時) (レス) id: 13503def23 (このIDを非表示/違反報告)
096 - りんねむさん» コメントとお気遣い、ありがとうございます!一気読みお疲れさまでした!これからも頑張りますので、よろしくお願いします! (2019年12月17日 14時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 初コメ失礼致します。ここ数日で最初から一気に読んじゃいました!とっても面白いです!無理なさらぬよう、更新頑張って下さい!陰ながら応援しております!(*^^*) (2019年12月16日 18時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:096 | 作成日時:2019年11月26日 23時