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F side1 ページ25
F side
5年前のあの日、
奇跡が起こった。
宏光と気持ちが通じあったのだ。
宏光は知らない。
俺がどんなにお前のことを思い
嫉妬に苦しんでいたかなんて───
物心ついた時にはもう俺は
宏光が好きだった。
誰よりも傍にいたかった。
でも宏光は俺のことを
親友だとしか思ってない、
ずっとそう思っていた。
俺もそれなりにモテたけど
宏光はそれ以上だった。
異性からはもちろん同性からも。
本人にその自覚は無かったけど。
学生の頃、邪な気持ちを
持っているヤツ達から
守るのは大変だった。
特に居酒屋のバイトの時は
男性客が宏光目当てで来ることが多く……
本人はそういう思いで誘われて
いたのを全く気づいてなかったけど。
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作者名:yuksa | 作成日時:2020年12月5日 14時