その3 ページ4
月山side
月「両親を…喰種に殺された…？」
Aさんは喰種を恨んでいるに違いない。
僕が喰種だと知ったらあの人はどんな表情をするんだろうか。
きっと今まで見たことのない表情で僕を見るだろう。
…嫌なのか？Aさんを喰べるのが。
いや、違う。喰べたいのは山々だ。
あの肌やグラデーションのある瞳…
美食家である僕にとって食欲を煽るような素晴らしい女性だ。
叶「Aという人間に興味をお持ちになりましたか？」
月「ああ…ありがたい情報をありがとう。下がりたまえ」
叶「はい、失礼致しました」
人間はあくまでも僕たち喰種の食料だ。
しかし…
どうも僕にはあの女性の笑顔を壊したくないという気持ちがあるらしいのだ。
僕は…どうすればいいのだろうか。
喰べたい…！喰べたい！早く…味わいたいっ！
僕は…美食家だゾｯ！！！！！！
今まで喰べるか喰べないかで迷ったことなんて一度もなかったではないか！！！！
これ以上僕の頭の中を美食以外で埋め尽くすのはやめてくれっ！！！！！
月「少々早いが…dinnerの準備だ」
Aside
はぁ…今日も疲れた。
大学の講義の後のバイトってどうも疲れる。
美代と同じバイトだから楽しいんだけど。
腕の時計に目をやると今は午後6時を回っていた。
なんだか今日はいつも以上に疲れたから、コンビニでも寄って夜ご飯買おう…
コンビニは静かで、人があまりいなかった。
あ、このハンバーグステーキ丼美味しそう。
新発売…？これ買わなきゃいけないパターンじゃん…！でもカロリー高い…まあいいや。
今日だけ特別ってことで…
少しニヤつきたがらよそ見をしてレジに向かっていると、
A「うわっ！」
？「あっ…すいません！大丈夫ですか？」
A「ぜ、全然平気です…すいません」
黒髪に左目に眼帯をした男の人とぶつかってしまった。
コーヒー豆を大量にカゴに詰めている。
…変な人。
私は用を済ませてコンビニを出た。
月「おや？偶然じゃないかAさん！」
A「月山さん？」
月「何かの帰りかい？」
A「夜ご飯を買いにちょっとコンビニへ行ってたんですよ」
月「僕もちょうどdinnerを探していたところなんだ」
A「そ、そうなんですか…」
でもおかしい。
完全に月山さんは手ぶらだ。
A「でも月山さん、手ぶらじゃ…」
月「そんなの必要ないさ」
何やら月山は余裕そうに笑っている。
A「…え？」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
白金木のマスク
ラッキー喰種
亜門鋼太朗
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空海(プロフ) - リルアさん» トレビアンｯｯｯｯｯ!!!!!月山大好きｯｯｯｯｯ!!!!! (2018年2月12日 1時) (
レス) id: 142a80fed5 (このIDを非表示/違反報告)
リルア(プロフ) - トレビアンッ！！！ (2016年3月30日 23時) (レス) id: 72bc088639 (このIDを非表示/違反報告)
空海(プロフ) - 路地裏の猫さん» コメントありがとうございます!!本当ですかっ!?嬉しいです(つд⊂)ありがとうございます!!これからも頑張りますm(__)m (2015年9月6日 0時) (レス) id: d7fbac2bab (このIDを非表示/違反報告)
路地裏の猫(プロフ) - 作品読ませていただきました！空海さんの作品で、ますます喰種の月山さんが好きになっちゃいました( *´艸｀) (2015年9月5日 21時) (レス) id: 0e089a3cdb (このIDを非表示/違反報告)
空海(プロフ) - レオンさん» いえいえ！わざわざコメント嬉しいです(*'ω')ありがとうございますm(__)m (2015年8月30日 19時) (レス) id: d7fbac2bab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空海 | 作成日時：2015年7月24日 17時
