その22 ページ27
月山side
念願の…Aさんと喫茶店に来てしまった。
僕から誘ったというのに、まさかのAさんから｢誘ってくれてありがとうございます｣だって!?!?!?
calmato(落ち着きたまえ)僕…
A｢あんていく…ですか？｣
月｢ああ。この喫茶店の名前さ。この店名…なかなかのセンスを持っているね…では入ろうか｣
僕は店のdoorをゆっくり開けた。
doorのベル音が店内に響く。
ト｢いらっしゃ…またテメェかよ！もう来んなって何回言ったら分か…ん？今日は人連れてきたの？｣
月｢フン…気付くのが遅すぎだよ霧嶋さん。彼女は僕と同じ大学に通うAさんさ！｣
A｢え、えーと…Aです！初めまして！｣
Aさんは霧嶋さんに深々とお辞儀をした。
ト｢えっと…トーカ…霧嶋董香です…｣
月｢ではAさん、僕のいつもの席へ案内するよ｣
僕は少し戸惑いつつもAさんの腕を軽く掴んだ。
全く僕らしくない…自分でも分かるくらいに手が震えている。
Aさんは何も意識していないようで、いたって普通だ。
少しで構わないから僕の気持ちに気づいて欲しいところだね…
でもこれから僕はAさんをデートに誘うのだ。焦ってはいけない。
月｢さて…Aさんは何がいいかな？支払いは僕に任せて、好きな物を頼みたまえ！｣
A｢えっ!?そんな…悪いですって!!!｣
月｢僕が君を誘ったのだから僕に任せて欲しい！女性に支払わせるなんて紳士として出来ないよ！｣
A｢月山さん、紳士だったんですね…｣
彼女はふふっ、と笑った。
やはりこの笑顔が好きだ。
この笑顔は何にも例えられないな…
｢ではお言葉に甘えちゃいますね…！｣と申し訳なさそうにAさんは言った。
ト｢…ご注文は？｣
A｢私は…ホットコーヒーでお願いします｣
月｢では僕にも同じ物を｣
ト｢はいはい…｣
Aさんは、カウンターに戻る霧嶋さんを見つめる。
A｢月山さんは、トーカちゃんと仲が悪いんですか？｣
月｢うーん…そうだね…霧嶋さんに限った事ではないが…僕の行動が彼女達に気に食わないみたいだね｣
A｢そうなんですか…｣
さすがにそれ以上は聞いてこなかった。
少し心配そうに僕を見るAさん…
コーヒーが運ばれたら本題に入るとしよう…
僕達はコーヒーが来るのを待った。
更新久々です！
本当にすいませんでした！
続く (更新停止中)
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空海(プロフ) - リルアさん» トレビアンｯｯｯｯｯ!!!!!月山大好きｯｯｯｯｯ!!!!! (2018年2月12日 1時) (
レス) id: 142a80fed5 (このIDを非表示/違反報告)
リルア(プロフ) - トレビアンッ！！！ (2016年3月30日 23時) (レス) id: 72bc088639 (このIDを非表示/違反報告)
空海(プロフ) - 路地裏の猫さん» コメントありがとうございます!!本当ですかっ!?嬉しいです(つд⊂)ありがとうございます!!これからも頑張りますm(__)m (2015年9月6日 0時) (レス) id: d7fbac2bab (このIDを非表示/違反報告)
路地裏の猫(プロフ) - 作品読ませていただきました！空海さんの作品で、ますます喰種の月山さんが好きになっちゃいました( *´艸｀) (2015年9月5日 21時) (レス) id: 0e089a3cdb (このIDを非表示/違反報告)
空海(プロフ) - レオンさん» いえいえ！わざわざコメント嬉しいです(*'ω')ありがとうございますm(__)m (2015年8月30日 19時) (レス) id: d7fbac2bab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空海 | 作成日時：2015年7月24日 17時
