その11 ページ14
月「そ、それは一体どういう事だいっ！？なぜバレたんだ…」
堀「なんかね、前から月山くん『あの女は厄介だ』って言ってたでしょ？それを何回も聞いてたから、この間その子見つけて後をつけてみたの。そしたらその子本屋に入っていって…喰種の本を何冊も読んでた。そして何かメモ帳に色々書いてて、気になってもっと近くで見てみたら…」
月「…？」
堀「『月山習リスト』って書いてあって、月山くんの喰種としての特徴とかが書かれてた。あとはよく見えなかった」
月「それではもう逃げ場がないね…」
殺すしかない。あの女を。
このまま行かしておけばCCGに通報されるか…一
番嫌なのは、Aさんが僕の正体を知ってし
まうという事。僕の正体を知れば彼女は僕を冷
たい目で軽蔑し、憎み、僕から離れていくだろう。それだけは耐えられない。
僕は美食家だから、味にこだわりがある。
だがしかし…今回ばかりはやむを得ない。
今後の僕自身の為に美代さんを食べよう。
会員制のレストランにしようとも考えたが…
あの女性の香りは僕の好みではあるまいし、
他の会員の方達も気に入らないだろう。
堀「月山くん、美代ちゃん食べるの？」
月「仕方無い…もうバレてしまっているのなら」
堀「もったいないね、せっかく仲良くなったのに」
〜Aside〜
美「んー…」
A「さっきから何を悩んでるの？」
美「いやぁ…別に何もー？」
A「いや悩んでるじゃん！」
朝からずっと唸ってばかりの美代。
何を聞いてもちゃんと答えてくれない。
A「そんな重大な事なの？」
美「すっごい重大」
A「どんぐらい？」
美「すんっっごい！」
すごく重大な事なのは分かったけど、
その内容は一切教えてくれなかった。
A「私には言えないぐらい？」
美「うーん…」
曖昧な返答で思わず私も苦笑い。
月「やぁ、lady達」
A「あ、月山さん！」
美「……」
美代はとても怖い目で月山さんを見ている。
やっぱり仲悪いのかな？
月「おや美代さん、体調でも悪いのかい？」
美「別に？」
やっぱり冷たい。偶然じゃない。
月「僕をとても怖い目で見ているが…？」
美「気にしないで下さい」
月「いや、気にするよ」
月山さんは美代の隣に腰掛け、何やら耳打ちした。
月山さんはすぐ去っていった。
「何言われたの？」と聞いても
「大したことじゃないよ」と笑うだけだった。
でも私は見逃さなかった。
美代の手が震えていることに───
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
白金木のマスク
ラッキー喰種
亜門鋼太朗
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空海(プロフ) - リルアさん» トレビアンｯｯｯｯｯ!!!!!月山大好きｯｯｯｯｯ!!!!! (2018年2月12日 1時) (
レス) id: 142a80fed5 (このIDを非表示/違反報告)
リルア(プロフ) - トレビアンッ！！！ (2016年3月30日 23時) (レス) id: 72bc088639 (このIDを非表示/違反報告)
空海(プロフ) - 路地裏の猫さん» コメントありがとうございます!!本当ですかっ!?嬉しいです(つд⊂)ありがとうございます!!これからも頑張りますm(__)m (2015年9月6日 0時) (レス) id: d7fbac2bab (このIDを非表示/違反報告)
路地裏の猫(プロフ) - 作品読ませていただきました！空海さんの作品で、ますます喰種の月山さんが好きになっちゃいました( *´艸｀) (2015年9月5日 21時) (レス) id: 0e089a3cdb (このIDを非表示/違反報告)
空海(プロフ) - レオンさん» いえいえ！わざわざコメント嬉しいです(*'ω')ありがとうございますm(__)m (2015年8月30日 19時) (レス) id: d7fbac2bab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空海 | 作成日時：2015年7月24日 17時
