第21話 ページ22
迅「…」
貴「……」
城戸司令からの直属の命を言い渡された私と迅さん
こうなるだろうとはサイドエフェクトにより把握済みではあったけれど、まさか本当に命令を下してくるとは思ってもみなかった
修「(……迅さんとAさんが空閑と同じ黒トリガ!?……いやそれよりもこの二人が空閑を捕える……!?)」
城戸「……会議は終わりだ。速やかに任務を遂行しろ」
迅「……それはできません」
城戸「…!」
鬼怒田「何ィ!?」
修「!」
会議を終了させようとした城戸司令に迅さんが言い放つ・・・”それはできない”と
根付「どういうことかね?迅くん。最高司令官の命令に従えないと?」
迅「おれは玉狛支部の人間です。城戸司令に直接の指揮権はありません。おれを使いたいなら林藤支部長を通してください」
ボーダーの指揮系統
命令の重複を避けるため直属の上官のみが部下に命令できる仕組みとなっている
そのため迅さんと私の直属の上官、林藤支部長のみが命令を下せるわけである
鬼怒田「何をまどろっこしいことを……結局は同じことだろうが」
城戸「……Aはどうなんだ?」
貴「……もちろん、私も迅さんと同じです」
城戸「そうか・・・林藤支部長命令したまえ」
林藤「やれやれ……支部長命令だ。迅、A黒トリガーを捕まえてこい」
迅「はい」
貴「畏まりました」
修「……!」
林藤「但し・・・・・・やり方はお前たちに任せる」
城戸「……!?」
修「!」
支部長の言葉に私と迅さんを覗く5人が驚きの顔を見せている
この言葉を待ってましたと言うように私たちは笑みを浮かべた
迅/貴「了解/しました」
迅「実力派エリート迅、支部長の命令により任務を遂行します」
貴「同じく林藤支部長の命令により任務を遂行いたします」
修「(迅さん…!Aさん…!)」
城戸「…………林藤……!」
林藤「ご心配なく城戸さん。ご存じの通りウチの隊員は優秀だから」
林藤支部長は私たちの実力をしっかり認めてくれている上でその判断を下している
だからこそ今の玉狛がある
鬼怒田「やはり玉狛なんぞに任せておけん!忍田くん本部からも部隊を出せ!」
忍田「城戸司令が決めたことだ。二人に任せればいいだろう」
鬼怒田「それはそうだが……」
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鈴乃(プロフ) - すごく面白かったです!あと、16ページの損得のとくは特ではなくて得だとおもいますよ!これからも頑張ってくださいヾ(・ω・ ) (2015年8月7日 23時) (レス) id: 6c27269f36 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - おもしろい!!ワートリいいですよねー(・∀・) (2015年6月20日 15時) (レス) id: dcc679cfe7 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - すごく面白かったです!あと、設定の「強力」が「協力」になってましたよ! (2015年4月9日 16時) (レス) id: 836babe48a (このIDを非表示/違反報告)
ティア(プロフ) - Hinataさん» ありがとうございます!お読みいただいて光栄です!頑張らせていただきます! (2015年3月1日 4時) (レス) id: e80d1d9af8 (このIDを非表示/違反報告)
Hinata(プロフ) - いつも楽しく読んでます。本当に面白いです!これからも頑張って下さい。楽しみに待ってます! (2015年1月8日 12時) (レス) id: 41454c69c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ティア | 作成日時:2014年12月13日 13時