トリガー2つ持ちの美少女は玉狛支部のS級隊員

第18話 ページ19

貴「…このところ普通の近界民相手でも取り込んでいるのに、黒トリガーまで敵に回したらそれこそ状況が悪化していくと思うの」





迅「そっ！”だからこいつを追いまわしても何の特もない”本部に戻って城戸さんにそう伝えろ」





奈良坂「･･････その黒トリガーが街を襲う近界民の仲間じゃないっていう保証は？」





透くんの目が睨みつけるように迅さんへと投げかける
そう聞かれた迅さんはﾌｯっと笑い口を開く







迅「おれが保証するよ･･･クビでも全財産でも賭けてやる」






遊真「……！」





修「迅さん……！」








迅さんはそういう人だ
黒トリガーだろうと手を差し伸べる･･･だから私はどんな時でもこの人について行きたいと思える




ｸｽｯ……






貴「……なら私も保証します。私の全てを賭けて･･････ね」






遊真/修「！」






三輪「……っ!?」







迅さんの横にたち同じ決意だと言葉を述べると辺りは一層と静かになる
何故という心の声が私の耳の奥に深く響いたがその理由はあえて口にしない････










三輪「(何でだ…何でなんだ(A!!)
･･っ･･･何の特もないだと？損か得かなど関係ない……！近界はすべて敵だ･･････！





緊急脱出！！」






迅さんを睨みつけﾄﾞﾝｯという効果音と共に秀次くんの身体が光に包まれ上空に飛んで行った







遊真「うおっ飛んだ」









貴「緊急脱出、ボーダーの正隊員のトリガーはトリオン体が破壊させると自動的に基地へ送還されるようになってるの」







遊真「ほぅ…負けても逃げられる仕組みか。便利だな」







貴「……これからどうしますか？」







迅「そうだなー、ちょっと奈良坂たちと話してくるわ」






貴「わかりました」

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