第11話 ページ12
レプリカ「反応はすべて消えた。これでラッドは最後のはずだ」
迅「よーし、作戦完了だ。みんなよくやってくれた、お疲れさん!」
迅さんの指揮のもとC級隊員までもを動員した小型トリオン兵の一斉駆除作戦が昼夜を徹して行われた
そして目的である最後のラッドを倒したのである
修「これでもうイレギュラー門は開かないんですよね?」
貴「えぇ、もう大丈夫」
迅「今日からまた平常運転だ」
修くんが安堵しているのと同時に遊真くんも安堵と驚きの色を浮かべているが分かった
遊真「しかしホントに間に合うとは…。やっぱ数の力は偉大だな」
迅「何言ってんだ。間に合ったのは遊真とレプリカ先生のおかげだよ。おまえがボーダー隊員じゃないのが残念だ。表彰もののお手柄だぞ」
迅さんの言葉に考える素振りを見せた遊真くんは、何か思い付いたかのように修くんに指をさす
遊真「じゃあ、その手柄はオサムにツケといてよ。そのうち返してもらうから」
修「……え?」
遊真くんの提案に思わず言葉を漏らしてしまった修くん
たしかに遊真くんはボーダーの人間ではないため、表彰もされなければ事情を知らない周りからの感謝の言葉も述べてもらえない
貴「それは良い提案ね!修くんの手柄にすればクビ取り消しとB級への昇進はまちがいないわ」
修「ま、待ってください!ぼくほとんど何もしてないですよ!?」
迅「メガネくんがいなかったら遊真たちに会えてないし、地味に重要人物なんじゃない?」
修「そんな無理やりな……」
遊真「いいじゃんもらっとけよ。おれの手柄がナシになっちゃうじゃん」
貴「そうね。それにB級に上がれば正隊員よ。基地の外で戦っても怒られないし、トリガーも戦闘用のが使える。あなたにとっても動きやすくなるんじゃないかしら、ね?」
修くんにとっても良い条件である。私からも後押しするように笑顔で問いかける
修「///!……でも」
迅「メガネくん、おれの経験から言ってパワーアップはできるときにしとかないといざって時に後悔する。それにたしかメガネくんは・・・・・・助けたい子がいるからボーダーに入ったんじゃなかったっけ?」
修「……!」
助けたい子・・・・・・?
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鈴乃(プロフ) - すごく面白かったです!あと、16ページの損得のとくは特ではなくて得だとおもいますよ!これからも頑張ってくださいヾ(・ω・ ) (2015年8月7日 23時) (レス) id: 6c27269f36 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - おもしろい!!ワートリいいですよねー(・∀・) (2015年6月20日 15時) (レス) id: dcc679cfe7 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - すごく面白かったです!あと、設定の「強力」が「協力」になってましたよ! (2015年4月9日 16時) (レス) id: 836babe48a (このIDを非表示/違反報告)
ティア(プロフ) - Hinataさん» ありがとうございます!お読みいただいて光栄です!頑張らせていただきます! (2015年3月1日 4時) (レス) id: e80d1d9af8 (このIDを非表示/違反報告)
Hinata(プロフ) - いつも楽しく読んでます。本当に面白いです!これからも頑張って下さい。楽しみに待ってます! (2015年1月8日 12時) (レス) id: 41454c69c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ティア | 作成日時:2014年12月13日 13時