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外にはテレビ局のカメラと武智先生とレポーターが見えた



『何であんなに動きがオーバーなのよ』

賢「武智のヤツ何か楽しそうじゃね?」

蓮「あいつの事だから100パー話盛ってるよ」



アホらしい



兵頭「警察も多いし何か注目されてんなぁ、俺」

翔「お前じゃなくてこの状況がだろ」

兵頭「俺じゃないか...」

美咲「ママだ、ママが居る」

『さくら...そろそろ時間になるけど』



廊下から足音が聞こえてきた



教室に入って来たのは先生...



柊「どう?

考えまとまった?」



そう聞きながら先生はさくらの机の前に立ち両手を机に置いて顔をさくらに近づけた



モヤモヤする...何これ...気持ち悪い



だって私はっ



さくら「もうちょっと...」

柊「間違えたら誰かが死ぬんだ
答えたくない気持ちは分かる

でも、もう8時まで時間がない

答えられなきゃ、この教室ごと木っ端みじんだぞ」

『さくらを脅すような事言わないでください』



そう言いながら先生をさくらの傍から遠ざけた



先生は何も言わないまま教卓に戻ってパソコンの画面を見つめる



香帆「さっきの言えばいいんじゃない?」

唯月「あれでいいと思うけど」

涼音「私も」



唯月達は澪奈が自 殺したのはドーピングがバレたから死んだ



それが答えだと思ってる



でも...私とさくらは澪奈の死はそれじゃない



そう思ってるからさくらはなにも言えない



でも隼人が痺れを切らして



隼人「さっさと言えよ!!」



机を蹴り飛ばした



隼人のその行動でさくらの呼吸が乱れ初めて



さくらはみんなに言われるがまま



さくら「景山澪奈は...


っ今年の全国大会でドーピングがバレて自 殺した」



そう言った




でも先生は




柊「それがお前の答えか?


それでいいんだな?」




さくらが言った答えはさくら自身がそう思って言ってないのを見透かしてるようにさくらに聞き直した



隼人「しつけぇな、良いに決まって...!」

柊「茅野に聞いてんだ!」



隼人を怒鳴った



柊「お前が、景山の何を見て来て、何を見てなかったのか...

よく考えるんだ」

さくら「今更何を言った所で澪奈は帰って来ません」

柊「確かに

景山を失った過去は変わらない

でもこれからのお前は変えることができる

自分自身で考えて、答えを出すんだ」



さくらは強くスカートを握ってる



私にできることはただ一つ

〇→←〇



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レー - こんばんは・・・いいですか? (2021年3月4日 18時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 愛美さん» ありがとうございます^-^ (2019年1月31日 15時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
愛美 - いえいえ、大丈夫ですよー。この作品凄くおもしろいので大好きです!頑張ってください (2019年1月31日 15時) (レス) id: 500e782f49 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 愛美さん» 教えてくださりありがとうございます!直しました! (2019年1月31日 15時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
愛美 - 三話の茅野が景山になってますよー (2019年1月31日 15時) (レス) id: 500e782f49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやぼー x他1人 | 作成日時:2019年1月21日 0時

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