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ページ36

さくら「っ...!?」



さくらの手を包む事




それで少しでもプレッシャーが



恐怖が少しでも和らぐ事ができたら



そんな思いでさくらが強くスカートを握ってる手に自分の手でさくらの手を包み込んだ





香帆「あのさ


何か2人の世界に入ってるけど、もう答えは出てるから


澪奈は水泳界のプレッシャーに押されてドーピングにっ」

さくら「違う!


澪奈が自 殺したのはそんな理由じゃない」




〜回想〜



さくらと2人で朝登校して教室に入ったら澪奈は自分の机をただ呆然と見つめてて、2人で目線を机に向けたら



さくら「何これ...」



机には酷い言葉が書かれてた



香帆「まさかドーピングしてたなんてね」

『ドーピング?』

隼人「そりゃあ、全国大会も勝てるよなぁ」

さくら「何の話?」

香帆「ネットで拡散されてる


この前の大会で澪奈がドーピングしたって」


香帆が見せてくれた画面には澪奈のドーピングの事で酷い事ばかり載ってた



澪奈「っ私はやってない」



それだけ言って澪奈は教室から出て行った



隼人「おいおい...逃げんのかよ!

あれマジでやってんな」

唯月「認めるまであいつと喋んなよ」



みんなは"は〜い"って...



『何それ...信じらんない』

涼音「本当信じらんないよね」

『違う、私が言ってんのは...みんなの事だよ』

唯月「はあ?」

『誰が流した情報かも分からないのに、それを簡単に信じて澪奈の言葉は信じない

顔も、性別も、年齢も、どこの誰なのかも分からない人が言ってる事は信じて

澪奈本人の事は信じない


...最低だよ』



それだけ伝えて私は澪奈を追いかけた



香帆「さくらも付き合い方考えた方がいいよ」

さくら「どういう意味?」

香帆「このままだと澪奈と同じ目に遭うって事」

唯月「Aは私が何とかするから」





『澪奈...っ澪奈...』




門まで来たけどもう澪奈は学校から立ち去った後だった




澪奈の事も心配だけど教室に置いてきたさくらの事も心配になって今来た道を戻る事にした


教室に戻ったらさくらは暗い顔で唯月に廊下に連れ出されて



唯月「A澪奈ともう関わっちゃダメだからね?」

『何で?』

唯月「Aの為でもあるの

Aが澪奈とどれだけ仲が良かったかは何となく分かる

だからだよ。Aが悲しむ顔を見たくないの」


そう言われた...

〇→←〇



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レー - こんばんは・・・いいですか? (2021年3月4日 18時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 愛美さん» ありがとうございます^-^ (2019年1月31日 15時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
愛美 - いえいえ、大丈夫ですよー。この作品凄くおもしろいので大好きです!頑張ってください (2019年1月31日 15時) (レス) id: 500e782f49 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 愛美さん» 教えてくださりありがとうございます!直しました! (2019年1月31日 15時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
愛美 - 三話の茅野が景山になってますよー (2019年1月31日 15時) (レス) id: 500e782f49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやぼー x他1人 | 作成日時:2019年1月21日 0時

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