【黒子のバスケ】願えよ…！【青峰大輝】

第４９話 ページ9

【青峰side】

青「…だから相手してくんねぇんだよ。」

病院帰り、テツと一緒にマジバに来て、俺は愚痴っていた。

黒「はぁ…、」

テツはどうでも良さそうに相槌を打つとシェイクを少しすすった。

青「…ひどくね？」
黒「そうですね。
君が本なんてプレゼントしてくれたおかげで
Aは殆どボクと話してくれないんですけど、どうすればいいですか？」
青「だって暇かと思ったんだよ！;;」

威圧のある笑顔に気圧され、自己弁護をする。

黒「冗談です。
でも本当に君はまだマシなんですよ？」


そう言ってズコーとシェイクを飲み干した。



黒「君の場合、どうせ暇そうにしてれば頭を撫でてもらえるんでしょうけど、
ボクは放置されっぱなしですから。
正直君の事恨んでますよ。」
青「すみません…」

俺だってこんな結果になるって分かってたら
本なんて渡してねぇっつの。


黒「まったく…
でも、最近笑顔が増えたのは君のおかげだと思ってます。
そこだけは感謝してますよ。」

テツは席をたって、帰りましょう、と俺を促した。

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