検索窓
今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:47,376 hit

第63話 ページ23

黒「これ。」
青「…あ?」

差し出された本とテツを交互に見る。

黒「ちゃんと読んでください。
それがAが君に残した遺言みたいなものですから。」
青「遺言…」
黒「そうです。
…まさか、Aはまだ死んでないとかぬかしませんよね?」
青「………。」

何も答えないで居ると溜息をついた。

黒「いいですか?Aは死にました。
それは紛れもない事実です。

現実を受け入れて、Aの願いを叶えてやってください。」

青「……あいつの願いは、本当の願いは生きることだろ?
それはいつでも死を願ってたんだから、そうなんだろ。」
黒「…そうですね。
ですが、生きる事というより、Aの最期の願いは___」
青「嘘、だろ…?」
黒「本当です。
それと君は調べようにありませんからあの言葉の意味も教えてあげます。」


青「……!!」

黒「分かりましたね?
分かりましたらそれをさっさと読んでください。
どうせそんなの3、4ページなんですから。
読まないと赤司君召喚しますからね、絶対ですよ。」


そう言い残してテツは俺の目の前から消えた。

青「…だから、俺はバカなんだっつーの…」

言わなきゃわかんねぇよ、A…。




――最期の願いは、君とずっと一緒にいる事。
もっと言えば君と結ばれたいと思っていたんですよ。

第64話→←第62話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (215 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
62人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , 青峰大輝 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

空良(プロフ) - はぴなるさん» ほんとですか?嬉しいです(*^^*)閲覧ありがとうございました! (2014年5月24日 0時) (レス) id: 5f363fc2b8 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - aumu95さん» 恐縮です!閲覧ありがとうございました(*^^*) (2014年5月24日 0時) (レス) id: 5f363fc2b8 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - よゆさん» ありがとうございます!そういってもらえると嬉しいです♪( ´▽`) (2014年5月24日 0時) (レス) id: 5f363fc2b8 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - うさぎたん^^さん» 代わりに答えて頂きありがとうございました(*^^*)閲覧ありがとうございました! (2014年5月24日 0時) (レス) id: 5f363fc2b8 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - Syukaさん» 返信遅くなってすみません(>_<)答えられずにすみませんでした!閲覧ありがとうございました(*^^*) (2014年5月24日 0時) (レス) id: 5f363fc2b8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:蒼空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fragrance/  
作成日時:2013年1月2日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。